今もカラオケで多く歌われる曲ですが、ラブソングをポップ調に歌っていたMr.Childrenのターニングポイントとなった曲とも言えます。
というのもプロデューサーの小林武史さんから、「今の桜井だからこそ歌える歌」という要望があったんですね。
何度も何度もダメ出しされながら出来上がった曲なんですよ。
「innocent」には純潔な、無邪気なという意味があります。
今この愛は無邪気な君そのもので、それを思うたびに優しさを感じて胸が痛くなるのでしょう。
だからこそ陽のあたる坂道を昇る前に、君に出会うことができたら、虹の彼方に笑って放つのではないでしょうか。
2位「名もなき詩」
あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしている
知らぬ間に築いていた
自分らしさの檻の中で
もがいているなら
僕だってそうなんだ
出典: 名もなき詩/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
ラブソングでありながら、自分らしくありたいという2つの意味を持つ歌詞が注目されています。
「名もなき詩」は前作からおよそ半年ぶりに発売された曲ですが、この曲までインストゥルメンタルバージョンが収録されています。ダブルミリオンを記録した歴史的ヒット曲です。
1位「Tomorrow never knows」
果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばそう
誰かの為に 生きてみても oh oh Tomorrow never knows
心のまま僕はゆくのさ 誰も知る事のない明日へ
出典: tomorrow never knows/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
1994年発表の曲ですが、Mr.Childrenの代表曲と言っても過言ではありません。
明日のことなんて誰にも分らないから、少しぐらいはみ出しても夢を描くことを忘れないで、という意味の歌詞が印象的です。
「Tomorrow never knows」はMr.Children、6枚目のシングルなんですが、人気が非常に高いんです。
また音楽番組「HEY!HEY!HEY!」に初出演したのも、この曲だったんですよ。
3作連続のミリオンセラーとなり、最大のヒット作と言っても過言ではありません。
名曲「himawari」の歌詞の意味をチェック
2017年7月26日に発売された「himawari」は、Mr.Childrenの37枚目のシングルです。
オリコンチャート週間1位、レコチョク週間1位、オリコンランキング月間6位を獲得、さらにゴールドディスク認定も受けています。
初週に12万枚以上を売り上げた「himawari」は名曲としてすぐに認知され、映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌としてもヒットしました。
そんな「himawari」の歌詞には、いったいどんな意味が込められているのでしょうか。
君の覚悟と僕の気持ち
優しさの死に化粧で
笑ってるように見せてる
君の覚悟が分かりすぎるから
僕はそっと手を振るだけ
出典: himawari/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
ここでいう“覚悟”が何を意味しているのかはまだ分かりません。
しかし“僕”は“君”が優しさを表面的に見せるような死に化粧をしていることに気づき、わかりすぎる覚悟を悟ったのです。
その覚悟が怖かったのか、そっと手を振る事しかできません。
僕の願い
「ありがとう」も「さよなら」も僕らにはもういらない
「全部嘘だよ」そう言って笑う君を
まだ期待してるから
出典: himawari/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
2人の間には「ありがとう」や「さよなら」がもう存在しません。
最初に見せた優しさをメイクした“君”が全てうそだと信じたいのです。
それが恋だと
いつも
透き通るほどに真っ直ぐに
明日へ漕ぎだす君がいる
眩しくて 綺麗で 苦しくなる
暗がりで咲いてるひまわり
嵐がさったあとの陽だまり
そんな君に僕は恋してた
出典: himawari/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿