凍えそうな季節から(Aimer)のMVにあの有名女優が出演！？○○が凍え続けるMV＆歌詞情報を紹介♪

Aimerの楽曲は本人が作詞をしているものが多いわけですが、この楽曲ももちろん彼女が作詞を担当しています。

そして、従来の温かみのあるバラードとは一線を画す名曲となっています。

「痛み書き足しても筋書きが変わらない」というのは、「どんなに苦しんだところで現状は変わらない」ということを指しているのだと推測できます。

叶わぬ恋に敗れた主人公が孤独感に襲われている様子を描いている楽曲ですが、失恋した後というのは物悲しいものです。

深い苦しみを感じても何も変わらないという悲しみ、切なさが情緒的に表現されています。

夢の中というのは自由な世界ですから、辛い現実から逃げたくて夢を見ることもあるでしょう。

どうにもならない状況で「あなた」と一緒に逃避行しているような夢を見たのだとは思いますが、それでも夢はいつか覚めるものです。

現実ではない儚い世界（＝夢の中）でどんなに理想通りの生活ができようとも、夢が覚めれば現実に引き戻されてしまう、そんなもの悲しさもこの歌詞には含まれているのでしょう。

好きだった人を失い、何も考えたくなくなって抜け殻のようになることもありますよね。

そのような状況をこの歌詞の中では「くすんだ氷の欠片に心が変わり果てる」という表現をしています。

どんなに心を無にして空っぽにしたところで、それでも心にひっそりと存在している温かい気持ちを消すことはできない。

……つまり、やはりどうしても未練が残ってしまうということを言いたいのでしょう。

「閉ざされたその部屋」とは、部屋に閉じこもって嘆き悲しんでいる登場人物の様子ともとることができますが、「閉ざされている登場人物本人の心」とも解釈することができます。

ふさぎこんでいる心の中で「あなた」がずっと笑っている、つまり、心の中にはいい思い出しか溢れていないのが逆に辛いという状況です。

幻とも言える相手の笑顔を思い浮かべながら虚しくなって膝を抱えてしまっている様子が繊細に描かれています。

Aimerの楽曲の中でも他の曲と曲調が異なるロックバラードである今作は、深い悲しみを抱えた女性の心情が印象的に描かれています。

主題歌となったドラマとの相性も抜群なので、ぜひドラマと合わせて聞いてみてください。