「BIG YELL」収録曲

今年2018年4月4日にリリースされた最新アルバム「BIG YELL」は、ゆずの14thアルバムです。

全13曲中、8曲が既発表曲です。既発表曲はニュース番組のテーマ曲、CMソング、スーパー歌舞伎の主題歌など、バラエティに富んでいます。

「BIG YELL」全13曲のトラックリストは下記の通りです

1.聞こエール
2.TETOTE(YZ ver.)
3.イコール
4.愛こそ
5.カナリア
6.タッタ(Album ver.)
7.日常
8.恋、弾けました。
9.通りゃんせ
10.風のイタズラ
11.ガイコクジンノトモダチ
12.存在の証明
13.うたエール

出典: BIG YELL/ゆず

初回限定盤DVD

【ガイコクジンノトモダチ】ゆず最新アルバム「BIG YELL」収録♪○○を歌った歌詞の意味を紐解く!の画像

アルバム「BIG YELL」は初回限定盤のみDVDが付属します。

DVDは「YUZU SUMMER FEST. TOUR 2017 GOOD SUNSHINE DAYS~#ゆず夏フェス~」と「ゆず 冬至の日ライブファイナル in カトレヤプラザ伊勢佐木」の2枚が付属。

「YUZU SUMMER FEST. TOUR 2017 GOOD SUNSHINE DAYS~#ゆずと夏フェス~」は全国8ヶ所の夏フェスに参加した映像を収録。いずれも大規模なフェスばかりの厳選映像です。

まずは全8曲中の前半4曲をご紹介します。

YUZU SUMMER FEST. TOUR 2017 GOOD SUNSHINE DAYS~#ゆずと夏フェス~
1.サヨナラバス from WEST GIGANTIC CITYLAND
2.タッタ from 音楽と髭達
3.夏色 from WILD BUNCH FEST.
4.いつか from NUMBER SHOT

出典: BIG YELL/ゆず

続いて後半4曲です。

YUZU SUMMER FEST. TOUR 2017 GOOD SUNSHINE DAYS~#ゆずと夏フェス~
5.雨のち晴レルヤ from FM802 MEET THE WORLD BEAT
6.虹 from SENDAI OTO Festival
7.夏色 from ROCK IN JAPAN FESTIVAL
8.栄光の架橋 from SWEET LOVE SHOWER

出典: BIG YELL/ゆず

「ゆず 冬至の日ライブファイナル in カトレヤプラザ伊勢佐木」は、毎年12月22日に行っていた無料ライブがデビュー20周年を区切りとして一旦終了した、その最終ライブの模様です。

ゆずの原点である横浜市伊勢佐木町でのファイナルで1stアルバムを完全再現。記録映像としても価値ある1枚です。

ゆず 冬至の日ライブファイナル in カトレヤプラザ伊勢佐木
1.てっぺん
2.連呼
3.する~
4.地下街
5.ろくでなし
6.岡村ムラムラブギウギ
7.空模様
8.夏色
9.シュビドゥバー

出典: BIG YELL/ゆず

「ガイコクジンノトモダチ」

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歌詞を読む

各界の評論家などがそれぞれに意見を述べ合い、ファンの間でも賛否が分かれる「ガイコクジンノトモダチ」という作品には、多くの意味・思想が含まれているようです。

実際に歌詞を読んでみましょう。

外国人の友達ができました
納豆はあまり好きじゃないけど
お箸ならうまく使えます

外国人の友達が言いました
「私、日本がとても好きなんです。
あなたはどこが好きですか?」

僕は少し戸惑った だって君の方が
日本の事をよく知ってそうだから

出典: ガイコクジンノトモダチ/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

新しくできた外国人の友達。見てきたものも経験してきたこともまるで違う、日本ではない国からやってきた友達は、日本がとても好きだと言ってくれます。

「あなたは(日本の)どこが好きですか?」 外国人の友達は「僕」に訊ねます。「僕」は戸惑います。理由は歌詞に書いてありますが、戸惑った理由はほんとうにこれだけでしょうか?

とても難しい「お箸」という食器だって上手に使う友達は、「僕」よりも日本をよく知っているかもしれません。もしかしたら「僕」よりもずっと日本を好きなのかもしれません。

そもそも「僕」は日本を好きなのでしょうか? 訊かれて戸惑ったのは、そんな疑問に行き当たったからではないでしょうか。

みなさんは、生まれて育った国が、好きですか?

この国に生まれ 育ち 愛し 生きる
なのに 知らないことばかりじゃないのか?
この国で泣いて 笑い 怒り 喜ぶ
なのに 国歌はこっそり唄わなくっちゃね
美しい日本 チャチャチャ

出典: ガイコクジンノトモダチ/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

「日本が好き」だと言って日本に来てくれる外国の人は、日本のことをほんとうによく学んでくれています。歴史も文化も、流行も、よく知っています。多分、日本の人よりもよく知っています。

日本に生まれた「僕」はそこで育ち、誰かを、何かを愛し、生きています。なのに、外国人の友達よりも日本のことを知りません

日本で生きて、泣き、笑い、怒り、喜ぶ毎日を過ごしています。そんな「僕」も国歌を歌うときにはいくらか気をつけなければなりません。

国歌を鼻唄にするだけで、フキンシンだとかウヨクシソウだとか言われて咎められてしまうのが日本です。学校の卒業式で国歌を歌う歌わないでもめてしまうのが日本です。

これが一国の宰相が唱えた「美しい国」日本の姿だと、この歌詞事実を述べています。

ガイコクジンノトモダチ / ゆず