「新しい文明開化」(東京事変)の歌詞を全て独自で和訳&解釈！見えてきた本当の意味とは…？！MVあり

2003年、それまで順風満帆であった椎名林檎はスランプに陥っておりました。

「メンバーのために楽曲を製作すると考えればスランプを抜け出せるのか」と考え、交流のあった演奏者たちとともに結成されたのが、東京事変でした。

結成当時より期間限定のつもりのプロジェクトであり、2012年、「事変は来る閏日解散致します」と高らかに宣言。

有言通り解散となりました。

それぞれがそれぞれにプロフェッショナルの音楽家であるメンバー。

だからこそ、大筋を椎名林檎が造り、そこにメンバーが色を足していくという作曲スタイルがとられています。

2011年6月にリリースされた5枚目のアルバム「大発見」に収録されたナンバー。

東京メトロのCMソングにも起用されました。

また、ライブでは拡声器を用いて歌唱することが知られています。

林檎ファンには懐かしいエピソードですね。

倉庫のような場所で、記者会見を行う林檎さんと、そんな彼女を取り巻くメンバー、そしてチアガールがポップな今作。

カラフルな冷蔵庫やフラミンゴの置物、ジューサーに洗濯機など、カオスともいえるものの数々が並べられたその場所。

服装もそれぞれにバラバラです。

共通項は、“カラフル”。

楽しそうですね。

今回は、歌詞の和訳を独自で行っていきたいと思います。

実は公式の和訳（ライブで披露された和訳）が存在するのですが、いつものごとくどうにもわかりにくいもの。

（調べていただければ簡単に見つかると思います。）

というわけで、できるだけ平素な日本語で、わかりやすさに努めて記していきたいと思います。

打ちのめしてよ 地に足がついてないから　あと一撃でダウンするはずさ

（まず、タイトルの“文明開化”ですが、長く鎖国をしていた日本が、明治に入り、多くの西洋文化に触れた事実のこと。

華々しい一方、これにより、多くの日本の伝統はなくなったとも言われています。）