KICK THE CAN CREWのラップがやってきた!

【アンバランス/KICK THE CAN CREW】休止中の披露でファン涙…歌詞を解説!PVは2種類の画像

2000年頃、少し日本でもラップが流行りはじめた頃に現れたKICK THE CAN CREW

2001年にメジャーデビューして音楽の世界を駆け抜けた彼らの音楽は、「青春」「夏」というキーワードにぴったりハマってものすごく輝いていました。

熱い夏に聴くのにぴったりの彼らのサウンドが心地よく耳に響きます。

LITTLE (リトル、1976年5月7日 - ):MC
MCU (エムシーユー、1973年8月1日 - ):MC
KREVA (クレバ、1976年6月18日 - ):MC、トラックメイカー

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/KICK_THE_CAN_CREW#ディスコグラフィ

メインのメンバーの3人がそれぞれ個性的で背が大きい・中くらい・小さい3人なので、見た目にもかっこのついた名トリオになっていますね!

「アンバランス」とは

【アンバランス/KICK THE CAN CREW】休止中の披露でファン涙…歌詞を解説!PVは2種類の画像

「アンバランス」は、そんな彼らのメジャー8枚目のシングル。2002年のグループがのりにのっていたときにリリースされた曲です。

ゆったりと流れる波のような、かっこいいグルーブ感のある曲です!

ファンが涙した理由

【アンバランス/KICK THE CAN CREW】休止中の披露でファン涙…歌詞を解説!PVは2種類の画像

しかし、この曲を聴いてファンが涙したとはどういうワケなのでしょうか?それは、彼らが活動を休止していた2008年に4年振りに披露されたのがこの曲だったからです。

活動休止後の2008年8月3日には、茨城県の国営ひたち海浜公園で開催された野外イベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2008」で4年振りに『イツナロウバ』と共に披露された。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/アンバランス_(KICK_THE_CAN_CREWの曲)

活動休止について

KICK THE CAN CREWは2004年に活動を休止しました。人気も絶頂の頃だったので、ファンとしてはなぜ?と言われていますが、いろいろな理由が重なっての活動休止だったのだと思います。

CREVAとの不仲説もありますが、メンバーは後にその頃の商業主義の音楽の作り方に疑問を持っていたと語っています。

つまり、休止中は自分のやりたい音楽と向き合う期間だったのではないかと考えられます。

そんな彼らがサプライズでロックフェスに登場!4年振りに曲を披露したのがファンが涙した理由です。

休止中にいろいろ考えたと思うので、そこでこの2曲が選ばれたということは、本当に彼らのやりたい音楽に近い楽曲が「アンバランス」と「イツナロウバ」だったのでしょうね!

ここで活動再開してもよかったのですが、キリの良い結成20年後に活動を再開することになりました。

「アンバランス」は、活動再開への道が急速に進んでゆくことになった大切な1曲なのです。

「アンバランス」の歌詞をご紹介

【アンバランス/KICK THE CAN CREW】休止中の披露でファン涙…歌詞を解説!PVは2種類の画像

これぞ青春の輝き!


見えるモノ全部 見させてくれ
聞ける音全部 聞かせてくれ
行かせてくれ 言わせてくれ
もう少しガキでいさせてくれよ
肩ひじ張って また意地張って
はたから見てたら かなり身勝手
もし間違ってたって知らねぇ
オレは未完成でも光ってる(ウォーオー)

出典: アンバランス/作詞:KICK THE CAN CREW 作曲:KICK THE CAN CREW

夏の砂浜に座ってゆったりと聴きたい心地の良い曲です。一体何がアンバランスなのか気になるところですね。

ラップのリズムと共に、3人のつぶやきが流れます。語感を重視した歌詞なので、それほど歌詞を深読みする必要はないと思いますが、歌詞を見ていきましょう。

勢いのある若者の時代を歌っているかのようです。自分達にとことん自信があるのが若い世代。若いときは、どんなに身勝手で経験が足りなくても、とにかく自分達に勝つものはないと信じているものですよね。

そんな根拠のない自信がうかがえますが、それが嫌味ではなくてただかっこよく聞こえるのだから不思議です。

一見汚い言葉もかっこよくしてしまうところはさすがはKICK THE CAN CREW。青春時代の輝きがよく表現されています!

若さが爆発する