そして最後にもう一度サビで締めくくられます。

今度は改めて全ての人に向けて歌っているように聴こえます。

爽やかで、力強く、切な思いが込められたメッセージ性の強い素晴らしい楽曲ですね。

THE FUTURE TIMESという活動

【ASIAN KUNG-FU GENERATION/マーチングバンド】難解な歌詞の意味を徹底解釈!の画像

『THE FUTURE TIMES』の今までとこれから -インタビュー: 編集長・後藤正文-

最後に「マーチングバンド」がリリースされた2011年の出来事について少し触れておきましょう。

3月11日に東日本大震災がありました。

この出来事がきっかけで創刊された新聞「THE FUTURE TIMES」というものがあります。

ゴッチさんが編集長として2018年現在も続いております。

コンセプトは「未来について話そう」です。

よければリンクをご覧になってみてください。

なぜこの新聞のご紹介をしたかといいますと、

ここがアジカンのターニングポイントだと筆者が感じたからです。

アジカン初期のゴッチさんの歌詞自意識や内面的な歌詞がほとんどでした。

そしてこの「THE FUTURE TIMES」創刊までのゴッチさんの歌詞は、社会に目を向けたものが多く見られました。

そして震災がきっかけで「THE FUTURE TIMES」を創刊してからは、

社会からさらに未来に目を向けた歌詞が多くなりました。

そのターニングポイントになっている楽曲が今回の「マーチングバンド」だと筆者は感じます。

未来を共に考え、描いていこうというメッセージが歌われていますよね。

まとめ

「マーチングバンド」は進研ゼミ 高校講座のCM書き下ろし楽曲ですが、

さまざまな人にとっての応援ソングです。

サビ以外の歌詞はわかりづらい表現が多いですが、

だからこそ限定的でなく多くの人から共感を得ることができるのでしょう。

何かに悩み一歩を踏み出せない時にぜひ聴いて欲しい1曲です。

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「踵で愛を打ち鳴らせ」

閉じこもった世界から自分を解放して人生を歩み出すイメージを感じる「踵で愛を打ち鳴らせ」。ASIAN KUNG-FU GENERATION流のそっと背中を押してくれような歌詞を紹介しています。ゴッチのダンスがかわいいPVも要チェック!

とても楽しくなる爽やかでポップな楽曲です。

聴くと元気になれます。

特にMVが最高です。

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