「赤い糸」なんて絵空事 でも下心でさえ信じたいの
俺は正しい キミも正しい とにかくもう左右されないゼ

出典: イケナイ太陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

彼としてはもはや下心であることは自覚している状況です。

とはいえ、彼から見たら彼女も同じように思っていると感じているようですね。

ある種のシンパシーを感じる彼と彼女。

倫理観や一般常識というものに左右されず、このまま行っちゃおうぜ!

この時、2人は一線を越える決意が固まったのでした。

一目惚れから始まった恋は次の展開への扉を開けて進んでいきます。

不安を乗り越え想いを遂げた彼

騙し騙され胸うずく 下手な芝居が より盛り上げる夜
息が耳に触れた二人 Ah

出典: イケナイ太陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

今日浜辺で初めて逢っただけでお互いのことをよく知らない2人。

相手の反応もリアクションも、それが本心なのか演技なのかも判断できない探り探られの攻防。

知らないからこその楽しみと言わんばかりに盛り上がるワンナイトラブを満喫しています。

彼女の想い

お互い同じ不安を胸に重ねる身体

ABC 続かない そんなんじゃ ダメじゃない
だって ココロの奥は違うんぢゃない?
あたしの青春 そんなもんじゃない 熱く奥で果てたいよ
きっと キミじゃなきゃ やだよ あたし イケナイ太陽

出典: イケナイ太陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

ここまで『彼目線』で語られてきましたが、ここは『彼女目線』で語られます。

彼の予想通り、彼女も同じように本音に疑問を持っていたようですね。

しかし、グイグイくる彼の熱意に押されてドンドン彼に惹かれていきました。

そして盛り上がる情事の最中思ったのです。

彼じゃなきゃダメだと。

1コーラス目で出てきたものと同じフレーズですが、『イケナイ』の意味も男女反転しただけで同じになります。

太陽に誘われた2人の恋はドンドン燃え上がっていきます

彼目線に戻り、幸せな時間にまどろむ

交わす言葉の 記憶遠く 口元の動きに揺れ動く
濡れた髪を撫でた そして Ah

出典: イケナイ太陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE

1コーラス目にも出てきたフレーズの繰り返しになりますが、ここではシーンが異なります

事後、2人でまったりとした時間を過ごしているベッドでの会話です。

一目惚れから発展した恋への達成感と満足感、疲労感から、意識もおぼろげになりつつ交わされる会話。

昼間とは比較にならないくらい近い距離で髪を撫でながら見る彼女の唇は、今も彼をドキドキさせています。

彼が感じたシンパシーは本物だったようです。

決して一方的ではなく、お互いに求めあった恋愛

彼の勇気ある行動がなければこの恋はありえなかったのです。

夏の魔法に掛かった2人は幸せの中にどっぷりと浸っていることでしょう。

これからも一緒に

運命すらも信じたいピュアな恋愛模様

ABC 続かない そんなんじゃ ダメじゃない
だって ココロの奥は違うんぢゃない?
オレの青春 そんなもんじゃない 熱く奥で果てたいよ
きっと キミじゃなきゃ やだよ オレは イケナイ太陽
絡み合う糸は 君と俺を結ぶ赤い糸
Na Na

出典: イケナイ太陽/作詞:ORANGE RANGE 作曲:ORANGE RANGE