混雑コミュニケーション（ONE OK ROCK）歌詞の意味を徹底解釈！収録アルバムも！【和訳あり】

新年早々、ヴォーカルのTakaの豪華な新年会の話題も華やかなONE OK ROCK。

その音楽はもちろんのことですが、メンバーの結婚や、子供の誕生など、様々な話題を提供してくれますよね。

ONE OK ROCKは活動の照準を海外に置き、アメリカでの公演や海外アーティストのツアーに帯同することも多くあります。

それでも、海外アーティストに多く見られるような完全にプライベートを秘密にするということなく、いろんな情報をファンと分かち合ってくれます。

これが、彼らの人気の秘密の大きな一因といえるのでは。

誰しも、好きなアーティストのいろんなこと、知りたいですよね。

もちろん、基軸には音楽が大前提としてありますが、よりファンを引き付けて離さないのはその話題の豊富さにもあるのではないでしょうか。

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今回紹介する曲「混雑コミュニケーション」は、ONE OK ROCKにとって4枚目のアルバム、『Nicheシンドローム』の4曲目に収録されています。

2010年に発売されたこのアルバムは、彼らにとって初のオリコン週間アルバムチャートの10位以内にランクインした作品でもあります。

メジャーデビューから約3年後のことでした。

この年にはONE OK ROCK初となる”SUMMER SONIC ”への出演も果たし、ますます人気が出て来た頃でした。日本武道館での初ライヴもこの年に実現。

彼らにとってかなり密度の濃い年になったことでしょう。

アルバムタイトル『Nicheシンドローム』の”niche"=本来は英語で装飾のための壁のくぼみやへこみ、または特定の物や人に適した地位や場所、といった意味を持っています。

生物学分野では”niche"は生態的地位のことをいい、マーケティングにおいては”niche　market"=隙間市場という使われ方をするようです。

ONE OK ROCKは、この頃市場を賑わせていた「すきま産業」的な音楽に嫌気がさし、このアルバムタイトルにしたと語っています。

この言葉通り、過剰ともいえるようなエネルギーを感じさせ、その音圧からも並々ならぬ迫力を感じさせるアルバムに仕上がりました。

現在でも彼らを代表する人気曲「完全感覚Dreamer」もこのアルバムに収録されています。

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ではここからは、「混雑コミュニケーション」の歌詞を、見ていきましょう。

【】内が、和訳です。

【お前みたいに

1988年から俺はここにいる

俺たちは一瞬一瞬を生きているんだ】

色々やることがありすぎる毎日

これもやってあれもやって、そうこうしてるうちに結局のところ何でも有りみたいになってるんだ

【選択肢ってやつはないの？】

俺の頭の中にある

虚構の世界が【俺の行く道さ】

どこまでも俺の望むまま広がっていく偽物の世界

そこにどっぷりはまり込んで、もう浮きあがっては来れないほどに【お前はどこに行くんだよ？】

【プレッシャーと人間関係って奴にはいつだって苦しめられてきたんだ】

それを攻略する方法ってなんかあるのかい？【誰も知らねえよ、そんなの】

いつだって、もちろん今日だってお前はそんな風だけど、お前に俺をばかにはできないよ

【お前みたいに

俺は1988年からここにいる

全てを手に入れて、今飛び立つんだ

おまえも同じこと考えてんだろ】

【俺たちは一瞬一瞬戦ってるんだ】

物理的にじゃなくて、心でな

あれやこれやの理屈だけじゃ【やってけるわけないだろう】