それでは実際に最愛歌詞に触れていきましょう。

ドロドロ化したリアルな恋愛を綴った歌詞に注目!

しょっぱなから暗い雰囲気…

ずっとずっと前から
何か違うと気付いてた
好きだよ 好きだよ
ねぇ あれは嘘だったの?

それだけ大事で
覚悟もしてたんだ
だから悲しかった
虚しくなったんだ

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

好きな者同士なら好きって言葉で愛情を伝えるのは当然。

でもそれは本当に真意なのか?本心ではなく上辺だけの気持ちだったら?

好きな相手から愛を囁かれるのは本当に幸せな気持ちになります、がその分裏切られた時のダメージは計り知れません。

だけどそれただのエゴなら
きっと上手く伝わらないから
自信?ある訳もなくて
伝えもせずに
手を離した

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

ここでは自分自身の恋愛の行く末に疑問と不安が入れ混じって苦悩している姿を歌詞で表現しているように感じます。

相手に片思いしている時、「もし告白が上手くいかなかったらどうしよう」だとか、万が一のことを考えて逃げたくなってしまう。そういった心情が伝わってきます。

あの日もっと
気持ちをちゃんと
キミにずっと伝えていたなら
二人はずっと今も隣で
笑い合ってたかな

なんて考えて
淋しくなってまた綴りそうになるけど
負けたくなくて
前を向こう。て
一人言い聞かせた

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

恋愛って過去の自分を振り返って「何でもっと素直に気持ちを出せなかったんだろう」って後悔することの連続ですよね。

あの時こうしていれば今とは違う素敵な日々を好きな人と過ごせていたかも…。

そう考えると胸が張り裂けそうになる。分かりますその気持ち(笑)。

後半のフレーズは、そんな弱気になってしまった自身を無理に奮い立たそうとしているのでしょう。

日常の中に僕は
愛を見つけてはホッとして
それを“シアワセ”て呼んで
笑いながら生きているけど

キミだよ
キミなんだよ
いつでも見せたいのは

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

他愛もない日常の中にも形は様々ですが幸せはあります。

でもどうせ幸せな時間を過ごすのなら、好きな人と一緒がベストですよね。

でも

愛し合う事が怖くなるんだ
愛す事は少し痛いから
二度と逢えなくなって
別の道選んだって
出逢えた意味を信じたくて…

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

愛し愛されるという関係は、幸せと苦しみの紙一重。

恋愛にはどうしても猜疑心というのがくっついて離れてくれません。

「もし他の人を好きになったら?」、「本当に今でも自分を好きなのか?」など、相手を想うばかりに疑いのまなざしを向けてしまう。

華やかに見える恋愛の怖いところです。

今もずっと
ココロの奥にキミがいつでもいること
それだけきっと
過ごした日々が幸せだったんだろう

気付けたよ やっと
大切だって
近くにあればある程
気付けずいつも失くしたけど
ねぇ もう嫌だよ

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

大切なものってどうして失くしてからその大きさに気付くんでしょうかね。

恋人や友人。ケンカして離れ離れになってから、その人がいかに自分にとって心の支えになっていたかを痛感する…。

これを経験すると次失うのが怖くなって、前以上に相手に執着してしまう。

生きてりゃそりゃきっと
死にたくもなって
恋すりゃ病むし
散々落ちて
枯れるまで泣いたりする

それでいい ずっと
それでいいんだよ
たぶん一人じゃなくて
誰かときっと…
それがきっと…
幸せ?幸せ。

日常の中に僕らは
愛を見つけてはホッとして
ねぇ、ねぇきっとさ
それが幸せなんだね

出典: 最愛/作詞ミオヤマザキ 作曲ミオヤマザキ

人生生きていれば失敗や後悔の繰り返し。でもそれでいい、その中にも幸せはきっとあるから。

全体的に暗い雰囲気を纏っていた最愛でしたが、最後の最後で前向きな気持ちに受け取れる歌詞があったのは救いかなと思います。

個人的にはMVで、終盤行き過ぎた想いから片思い中の相手を殺める(未遂)場面で、倒れた男性を抱えて「それが幸せなんだね」と微笑で呟くシーンに言い知れぬ恐怖感を味わいましたが…。

まとめ

【最愛/ミオヤマザキ】実はホラー?!映画「好きだから死んでください、お願い。」主題歌の歌詞を紹介☆の画像

今回ミオヤマザキ最愛について紹介しましたが、いかがでしたか?

もしかしたら恋愛に現在進行形で悩んでいる人は記事を見て「これ今の私じゃん」とシンパシーを感じる節も所々あったのでは?

病んでしまったが故に気持ちが行き場を失い、取り返しのつかない間違いを犯す。けど根底にあるのは相手への一途な愛情。

そんな恋愛風景を巧みに汲み取り、高い歌唱力と演奏で表現し続けるミオヤマザキ

興味を持たれた方は、是非他の楽曲にも触れてみてください!

SonyMusicによるミオヤマザキオフィシャルウェブサイト。新譜、ライブ情報、着うた(R)配信情報など。

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