2019年マキシシングル収録曲

カラオケも楽しめます!

五木ひろし【和み酒】歌詞の意味を解説!酒を酌み交わす相手とは?ひたむきに夢と絆を信じる心情を紐解くの画像

【和み酒】は2019年7月10日にリリースされたマキシシングルです。

【麗しきボサノヴァ】は同CDに収録されている楽曲

両曲ともオリジナルカラオケも付いているので、何度でも歌の練習をすることができます。

一度歌ってみると、歌詞の味わい深さと曲の良さを実感できるのではないでしょうか。

カラオケにもチャレンジしてみるのもおすすめです!

作曲は五木ひろしさん

【和み酒】作曲五木ひろしさんです。

タイトルの「和み」という言葉にぴったりな、大人の雰囲気が漂う落ち着いた楽曲ではないでしょうか。

作詞田久保真見さん。

言わずと知れた、名作詞家で数々の賞を受賞されています。

幅広いジャンルで創作活動をされていて、その引き出しの広さに圧倒されます。

今回はお酒をテーマに、歌詞の中で3つの場面が展開されています。

主人公がお酒を一緒に飲む相手はどんな人達なのでしょうか。

胸に志を持った主人公のひたむきな姿勢に思わず共感してしまうでしょう。

それでは、歌詞を見ていきたいと思います。

信頼できるひと

芯の強い女性

舞い散る桜の 派手さはないが
春を知らせる 梅いちりん

出典: 和み酒/作詞:田久保真見 作曲:五木ひろし

季節は二月から三月頃のまだ肌寒い季節なのでしょう。

主人公はを見上げています。

梅は桜が咲く直前に咲き、の訪れを教えてくれます。

見方を変えると、長い冬の終わりを告げるのも梅なのではないでしょうか。

その昔、花柳界の芸妓を梅に例えていた歌がありました。

端唄というお座敷唄です。

梅の花は若い芸妓をさすということで、とても初々しい印象があるのではないでしょうか。

梅の花が一つ、ということでほんの咲き始めの頃なのかもしれませんね。

花のように

寒い風にも けなげに咲いて
おまえみたいに 一途な花よ

出典: 和み酒/作詞:田久保真見 作曲:五木ひろし

そして、この梅の花は「あなたみたいだ。」と謳われています。

まだ冬が終わり切っていない寒い時節に、真っ先に咲いた一輪の花。

他の蕾は、まだ暖かい時期を待っているというのに、春を知らせるために急いで咲いてくれた。

梅の花はとても小さいのに、強い使命感を持って咲いてくるようではないですか。

そのことに想いを馳せると、胸が詰まるような気がしますね。

この梅に例えられた女性も、人を想いやれる優しくて芯の強い人なのではないでしょうか。

晩酌

おいで今夜は ふたりで飲もうか
さしつさされつ おまえと和み酒

出典: 和み酒/作詞:田久保真見 作曲:五木ひろし

主人公はこの女性と二人でお酒を飲むようです。

これは、いつもの習慣なのでしょうか。

主人公の顔がほころんでいそうですね。

酒を酌み交わす行為とは、昔から相手を尊敬大切にする意味があります。

このことからお互いがかけがえのない存在ということがわかるのではないでしょうか。

主人公は相手のことを「おまえ」と呼んでいます。

この二人はどのような関係なのでしょうか。

夫婦なのか、恋人同士なのか、それとも芸妓と旦那様なのか。

そのことは歌詞には書いてありません。

しかし、主人公はこの女性にとても信頼を置いていることが伝わってくるのではないでしょうか。

主人公をひたむきに支えてくれる素敵な女性ですね。

楽しい議論