現実や社会から逃げたくなったら、もういっそすべてを忘れてしまえばいい。

これは投げやりになっているわけではなく、真実をそれほど重要なものと捉えていないが故の言葉なのでしょう。

主人公にとっては夢も現実も同じ。そしてウソもホントウも同じです。

君の存在が何もかもを曖昧にしていく。

1つ前の「君がいるなら同じ」という歌詞と、ここの「君がいないなら同じ」という歌詞が、それを表しています。

主人公がいつも逃げ込む夢の世界。

そこにいるときでさえ、君は主人公にとって曖昧で遠い存在なのかもしれません。

最後に

宇多田ヒカル「In My Room」の歌詞を独自解釈!夢と現実の狭間で揺れる気持ちがリアル…の画像

1人きりの部屋というのは、夢の中の世界とよく似ています。

誰にも見られず、自由な時間を過ごせる。

それは孤独で心地よく、1人きりであるが故に曖昧です。

『In My Room』というタイトルは、夢という言葉の比喩なのかもしれませんね。

リアルで奥深い歌詞が魅力

『In My Room』のようにリアルで奥深い歌詞が魅力の曲を他にも紹介します。

言葉にするのが難しい、複雑で入り組んだ感情。

胸の中でわだかまっているものがあるのなら、宇多田ヒカルの曲を聴いて気持ちを整理しませんか?

モヤモヤするばかりだった心に、一筋の光が射しこむはずです。

宇多田ヒカルのアルバム『DEEP RIVER』に収録された『嘘みたいなI Love You』について紹介します。君が言った「I love you」という言葉。その言葉によって世界が動き始める。そんな意味深な歌詞について徹底解釈しました。

『嘘みたいなI Love You』では、君という存在に振り回される主人公の心情が歌われています。

君がいるから世界がある。

そんなふうに思うのは、主人公が心の拠り所を欲しているからなのでしょう。

宇多田ヒカルの「Show Me Love (Not A Dream)」を聴くと、愛の奥深さに驚かされます。人を愛するとは、どういうことなのか?歌詞を独自に解釈し、その答えに迫ります。

愛の正体に迫った『Show Me Love (Not A Dream)』。

人が人を愛さずにいられないのは、何故なのか?

愛というものがもたらす、苦しみと喜びについて歌われています。

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