【Born to be/ナノ】〇〇と声をかけるような曲？！歌詞の意味を解釈！アニメ『魔法戦争』ED曲

結構近年まで、ライブ以外で公に姿を現したり、写真を見せたりすることのなかったナノ。

2016年12月に8枚目のシングル曲の発表をしてから、ようやくその姿をCDジャケットにしたりもしていますが、まだまだ謎が多いアーティストなのです。

今でも多くのファッションはフードをかぶったスタイルで、目元まで覆われています。

顔は陰になっていて、あまり見えないことも多く、それはPVでも同様。

過去のオフィシャルブログでも、自身で一人称を「ナノ」としています。

「今日のナノは◯◯です」とか、「◯◯なナノでした」など、あえて「僕」や「私」を使っていません。

気になる方は、こちらでアメブロ時代のオフィシャルブログをチェックしてみてくださいね。

長らく記事が更新されていないようですが、現在はオフィシャルサイト内にブログコーナーを設けています。

ただ、ここは会員登録しないと見られない仕様になっているので、「見たいから会員登録する！」という方は、こちらからどうぞ。

楽曲だけを聴くと、男性シンガーのように思えますが、それほど声に野太さがないので、女性でも出せる声質とも言えそう。

カラオケなどでは、ナノの楽曲を男性が歌うのは高くて辛いと言われることが多いですし、女性が歌っても音の高さが取りづらい場合が多々あります。

まぁ、一番問題なのは歌唱力なんですが（笑）。

そんなこともあってか、一部のファンの間ではネット上で、「喉仏が見えないから女」とか「でも胸もなさそうだよ？」など、多くの憶測が飛び交っています。

奔放なニューヨークで生まれ育ったナノにとっては、性別などどうでもいいのかも知れませんが、ついそこを追求してしまいたくなるのが、日本で生まれ育った和風で古風な日本人なのですね。

アメブロ版オフィシャルブログに「ナノはナノなの」とあるように、性別がどうであろうと関係ありません。

ひとたびその楽曲を聴けば、誰をも黙らせてしまうパワーがナノにはあるのです。

来日した頃は、ニコニコ動画にボカロ曲を英語の歌詞でカバーしたものなど、アレンジをこらして投稿していたナノ。

もともと日本のアニメが好きだったということもあってか、嬉しいことに2017年2月に発売された8枚目のシングル曲まで、現在リリースされているものはすべてアニメタイアップです。

CDの販売形式も「ナノver.」と「アニメver.」があり、ジャケットはもちろんのこと、収録曲も若干違っています。

アルバムに至っては、通常盤はもとより、さらに限定盤が2種類あり、当然特典部分が違うため、多くのファンを悩ましくさせていますね。

また、アニメとのタイアップを果たしているのは、これまでリリースされたすべてのシングル曲だけでなく、アルバムだけに収録されているものもあります。

PVは先述のオフィシャルサイトでも見れますよ。

ナノの楽曲「Born to be」は、4枚目のシングル曲にあたります。

これはアニメ『魔法戦争』のED曲として使用されましたが、OP曲ではないかと思えるほどの熱いサウンドが印象的です。

『魔法戦争』の原作は、スズキヒサシ氏の手掛けるライトノベルで、現在は既に完結していて、全12巻からなります。

また、コミカライズもされていて、こちらは全6巻。

小説の最終巻が刊行されたのは2015年9月ですが、アニメは2014年1月から3月まで放送されていました。

しかし、アニメ放送中はまだ原作が続いている途中であったこともあり、当時刊行されていた第7巻までの内容で唐突に最終回を迎えてしまったのです。

おおかた原作に忠実にアニメ化されていたため、仕方がないとはいえ、やはり視聴者やファンからの批判は大きかったようですね。

『魔法戦争』は、ジャンルとしてはファンタジーに当たり、テレビアニメ化記念のPVでの謳い文句では「本格魔法アクション」と銘打たれています。

主人公は男子高校生の七瀬武（ななせ・たけし）。

幼馴染の五十島くるみ（いそしま・くるみ）と、ワケあって恋人同士を偽装しています。

しかし実は、お互いに不器用な好意を持っているのですが……。

そこへ現れたもう1人のヒロイン・相羽六（あいば・むい）の誤解により、武が魔法使いにされてしまったことから、大きな戦いに巻き込まれていくことになります。

一見「ライトノベルによくあるハーレムものかな？」と誤解されそうなあらすじ解説になってしまいましたが、物語の中では恋愛だけでなく、友情や家族愛、嫉妬や憎悪などが複雑に絡み合っています。

それが壮大なドラマとなり、脛に傷を持つ者同士であるこのメインキャラクターの3人を軸に、「戦争」という形を通して新しい切り口で描かれているのです。

ひとまず、アニメ化が決定した際のスペシャルPVをご覧ください。

また、アニメ版のPVはもう少しわかりやすくなっていると思いますのでどうぞ。