クイーン【レディオ・ガ・ガ（Radio Ga Ga）】歌詞を和訳して解説！ラジオの魅力を再チェック！

例えば山下達郎さんがDJを務めるラジオ番組だと、ウエストコーストサウンドが多く流れます。

個人的に、中島みゆきさんや松任谷由実さん、佐野元春さんのラジオ番組もよく聴きました。

改めて、ラジオってぜいたくですね。名だたるアーティストのおすすめ曲が聴けるわけですから。

アーティストではない本業DJの場合は、選曲や音楽話の内容によってチューニング♪

リアルタイムではない往年のスターについては、確かにラジオから学ぶところが多かったです。

火星からの侵入……という事実はまだないはずですが（笑）、辛い時でも励みになるラジオ。

泣いたり笑ったり興奮したり、とくに学生時代に勉強しながら聴くのが醍醐味かもしれません。

空を飛べるような気分というのは比喩的な表現ですが、ワクワクする！のは事実でしょう。

だから時代遅れの雑音にならないで

少年少女たちの背景にならないで

彼らはただ知らない ただ気にしない

でも君がいないと文句を言うんだ

君の時代があった 君には力があった

でも君の黄金期はまだこれからさ

ラジオよ

かつてはラジオをよく聴いていたけれども、ほとんど聴かなくなったタイプの人間でした。

でもラジコの存在を知ってからは時々ラジオを聴くようになっています。

なぜなら発売前の新曲をフルで聴ける！なんてことがあるから。タイムフリーもありますし。

こうなると「え？ラジオって古いの？」と逆に驚く若者が出てくるかもしれません。

むしろ歌詞にあるように、ラジオの黄金期は本当にこれから！という可能性もあります。

ただ、Spotify（スポティファイ）などのストリーミングサービスのことを考えると……。

ラジオには曲を聴く以外のトークもあるところが強みになるでしょうか。

また、ラジオとクイーンというバンドそのものを重ねている……という考え方もできるでしょう。

70年代の黄金期、80年代の第2次黄金期を経て、2010年代にも黄金期が訪れたのですから！

みんなラジオを聴いている

ラジオに夢中なのさ

ラジオにベタ惚れ

みんなラジオを聴いている

ラジオの雑談を

ラジオよ 次は何だい？

ラジオよ 君はまだ愛されているよ

「レディオ・ガ・ガ」の作詞作曲はドラムのロジャー・テイラーです。

タイトルのヒントはお子様の赤ちゃん言葉。「ガ・ガ」には「夢中になる」という意味があります。

レディ・ガガというアーティスト名の由来になったことは有名な話ですね。

奇抜な衣装だけでなく、崇高ともいえるほどの音楽性についてもリスペクトしているのでしょう。

さらに「グー・グー」（ベタ惚れ）、「ブラー・ブラー」（でたらめ）という歌詞も出てきます。

結局は「ラジオを愛している人はまだいる！」と言いたいわけですので、いずれも誉め言葉。

そう解釈するのがいいでしょう。