ONE OK ROCK「努努～ゆめゆめ～」
ワンオクとの「出会い」はこの曲だった
まず、 お手元のスマホやパソコンで
「ゆめゆめ」
と打ってみてください。
おそらく タイトル通りの 漢字が出ます。
筆者も打ってみてビックリでした。 造語ではないのです。
当時 二十歳前後であった ONE OK ROCKのボーカルの Takaのボキャブラリーの深さに 改めて感激でした。
デビュー当時の曲で、 今では珍しい
ギターの Toruのラップも入った 力強いロックナンバーになっています。
ぜひ、 お手元に 楽曲を聴ける環境がありましたら、 再生していただいて、 楽曲に沿って読んでいただけると
より深く 楽しむことができ、 筆者としても 幸せです。
１ 世界の照準はここから既に始まっている
この記事は、
歌詞をいくつかに分け、
歌詞(Lyric)パートと
考察(紐解き)パート
の二部構成で展開していきます。
歌詞(Lyric)その１
Your life is automatic Believe a little magic
Your future may be tragic For a toxic animatic
出典: 努努～ゆめゆめ～/作詞:Toru,Taka 作曲:Toru,Taka
※翻訳は、
ONE OK ROCKのボーカル、
Takaの声に近づくべく、
筆者が編集しました。
君の人生はされるがまま、(でも)ちょっとでも魔法を信じよう
君はこの先たぶん暗いかもね
考察(紐解き)その１
いきなり余談ですが、
筆者と ONE OK ROCKの出会いは
この曲でした。
当時着うたフルで いい曲だなあ と思って聴き始めたのがきっかけでした。
では本題。
この歌詞だけだと、 ネガティブなイメージが残るわけですが、 そこを ギターのToruのラップで 斬り込むわけです。
夢への迷いが垣間見えます。
２ ONE OK ROCKでは貴重なToruのラップ
歌詞(Lyric)その２
Don't stay in a lonely place, hey, you!
Don't you understand? 今の自分 さぁWonderland
My Lifeつまらない それが 表情 に
Don't forget 向上心常 に
意味が無いものに手を差し伸べても刺激が強すぎ悲劇なRonin
やりたいこと日々冒険 Keep it going!
ついて来い 世界に行こうぜ
出典: 努努～ゆめゆめ～/作詞:Toru,Taka 作曲:Toru,Taka
考察(紐解き)その２
歌詞には入っていませんが ラップの歌い出しに
が入ります。
簡単に言うと、Takaの歌い出しの迷いに「なんで？」と疑問を投げて、打ち勝つ力強い言葉が並んでいます。
インタビューで、 デビュー当時 アメリカ行きの切符を買って 事務所のスタッフに回収される という話を聞きました。
当初から 世界進出を意識していたバンドだというのは ファンならずしも 知っている方が多い話です。
しかし、 歌詞でも
世界に行こうぜ！
と、まだ 日本でも売れるか分からなかったこの頃から世界を見据えていたということは、 分かってはいても 驚いてしまいます。
