エトセトラは様々な言葉を省略したものです。
この歌の中では、さよならという言葉以外の言葉が省略されているのです。
だから、そんな省略じゃなくて、もっと気持ちを伝えあいたかった。 そういう気持ちがこめられているのです。
辛い別れが、あまり意味や理由なく訪れる時があると思います。
でもそういう別れには、ほとんど説明がないことが多いのではないでしょうか?
ここでは、相手の本当の気持ちをもっと知ってわかれたかったという思いが歌われています。
タイトルの「エトセトラ」の意味は、さようならの後に続く様々な思いという意味が隠されているのかもしれませんね。
肉体の別れと精神の別れ
以前もとあるアーティストの曲のなかで語りましたが、この世界には肉体の別れと精神の別れがあると思います。
恋愛なら、肉体的に別れ、少し言葉を交わす程度の関係になることもあると思います。
でも精神的にもう二度と会えない、二度と言葉を交わさないという別れもあります。
これが生死であっても、肉体が失われても、精神はまだ自分の中に思い出として残っています。
人が人と繋がって、もうあんまり思い出さなくなったなぁなんて思えるまでに、いったいどれぐらいの歳月が必要でしょうか?
この「エトセトラ」という曲は男女の別れの中で、もっと話したかった、もっと一緒にいたかったという思い、肉体的な別れの後のことを歌っていると思います。
彼や彼女のことを思い出さなくなるのは、まだずっと後。それまで、このエトセトラにこめられた思いは続くのでしょう。
日本語ロックの失恋ソングベスト3
3位 UVERworld「恋しくて」
UVERworldも格好良い日本語ロックの代表格。
彼らの「恋しくて」も、別れた後に仕事にうちこむ男のストーリーが描かれています。
仕事や仲間と一緒にいても、どこかひとりぼっちの自分がいる。
本当に心満たされるには愛する人と一緒にいることが必要なのかもしれませんね。
2位 RADWIMPS「me me she」
この曲のタイトルは「女々しい」という意味と、自分、自分、彼女という意味があるようです。
RADWIMPSも日本語ロックの代表格ですね。
君の嫌いになり方を知らないという男の歌です。
さよならと一緒に嫌いになれていたら、と思う気持ちは共通しているかもしれません。
誰もが別れた時にすぐに心も別れるのではないでしょう。
1位 ONE OK ROCK「Last Dance」
もちろん1位は同じONE OK ROCKの「Last Dance」。
最新アルバムにも収録されていない最新曲である「Last Dance」ですが、1stアルバムの頃とはスケールが違う彼らが、失恋について歌うとこんなにもスケールが違っているんですね。
どの曲が心に響きましたか? 心に響いた曲があなたの心に効いた曲です。
最後に
ONE OK ROCKは主に1stアルバムの曲を紹介していますが、「エトセトラ」はロックバラードと単純にくくることができないエモーショナルなロックが魅力ですね。
もっと彼らを原点から今まで追いかけたくなりました。
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