男の中の男、ハマショー
品行方正?波乱万丈?
父親が警察官という厳格な家庭で育ちました。
父親の期待に合わせて県内屈指の進学校へ進み、一浪したのちに神奈川大学法学部にも進学しました。
ここまでは学歴の紹介。
では今度は人生を紹介します。
父親の転勤に合わせて転校を繰り返し、たまたまラジオから聞こえてきたビートルズにハマり、姉のギターを横取りして練習に励む浜田少年。
高校でも勉強一色のクラスメイトになじめず、音楽活動や学生運動に没頭するようになりました。
大学に入学するも、学生運動が盛んな時代だったため、まともに授業を受けられる環境ではなく、音楽に専念したいと中退しました。
戦後の日本に翻弄された少年時代を過ごした浜田省吾。
生い立ちが自身の曲作りに強い影響を与えたと後に語っています。
デビュー後も不遇な時代は続く
大学中退後、広島に戻りかつての仲間とバンドを組みデビュー、しかしすぐに売れることはありませんでした。
バンドメンバーとの方向性の違いからソロミュージシャンとして再デビューを果たすも、不遇の時代は続きます。
その後も楽曲提供と並行しながらリリースは続きます。
実はシングル曲でのオリコン1位は「悲しみは雪のように」の1曲のみ。
だけど、浜田省吾の曲は、心に染みるものばかり。
アルバムのほうが高順位にランクインしていることからも、根強いファンが長きに渡って応援し続けるアーティストなのかもしれません。
実際、筆者も浜田省吾というアーティストは知っていましたが、楽曲と題名すら一致しないような状態です。
そんな時代を超えて愛される名曲が、たくさんあるのです。
きっと聞いたことあるはず
題名は知らなくても、あなたは知っているはず
この2曲は、「ハマショーの曲なのは知っているけど題名がわからない」という人も多いのでは。
父親世代がよく聞いていた、ラジオから流れていたのを聞いたことがあるなど、じっくりと聞いたことはないという人も是非この機会に聞いてみてください。
浜田省吾の世界に引き込まれること間違いなしですよ。
悲しみは雪のように
サビを聴くと、「ああ!知ってる!」となるのでは。
「悲しみは雪のように」の題名はこの歌詞からきているのですね。
もう一つの土曜日
「家路」
…と前置きが長くなってしまいましたが、こちらが今回ご紹介する「家路」です。
この曲はどんな世界を歌った歌なのでしょうか。
まずは聞いてみましょう。