第10位
宝島
世間一般的にイメージするコブクロの楽曲とは雰囲気が異なる、ロックなナンバーがランクイン。
普段は美しく感動的なサウンドで人々を魅了していますが、この楽曲はまるで正反対!
ノリノリのドラム。グルービーなベース。渋い旋律を奏でるギター。
そして勢いのあるコブクロ2人のボーカルライン。
フォークデュオらしさを完全に封印したかのような雰囲気です。
迫力のある演奏と歌声が、彼らの違った一面や魅力をみせつけてくれます。
第9位
風
やわらかなギターのアルペジオがふんわりと包み込むような、優しい雰囲気のナンバーです。
1番のAメロは小渕さんの、サビは黒田さんのソロパートが展開されます。
2番のサビではコブクロらしい、厚みのある美しいハーモニーを聴くこともできますよ。
そして個人的におすすめなのが、間奏後のメロディ。
ほかの部分とちょっぴり違った雰囲気を持っています。
熱い想いをぶつけられているような、グッと訴えかけてくるような、そんなメロディが展開されているのです。
メインは黒田さんなのですが、小淵さんの低音コーラスがその迫力をさらに増しています。
第8位
君という名の翼
あたたかな春の陽気の中、緑が生い茂る公園を軽やかに駆け抜ける…
そんなさわやかさを感じさせるナンバーです。
サビはその進行の中で、主旋律を歌う人が自然と交替していくことが特徴的です。
前半は黒田さんがメインで、小渕さんのコーラスも非常に控えめです。
そのまま後半に突入すると、小渕さんのピンと張ったコーラスが目立つようになっていきます。
そしてサビ最後のフレーズは、そのまま自然にバトンタッチして小渕さんが歌い上げているのです。
きっと緻密に計算されているのでしょう。自然なボーカルの移り変わりに耳を傾けてみてください。
第7位
轍‐わだち‐
アップテンポでノリノリ、思わず体が動いてしまうナンバーです。
普段は控えめのバックバンドの演奏も、この曲ではとても大切なアクセントになっています。
2番Aメロ前半、黒田さんのソロパートではどこかジャジーな雰囲気の漂うお洒落なアレンジも聴けます。
1番から旋律が大きく変わったわけではないのに、一気に変わる雰囲気に注目してみてください。
また、この楽曲ではコブクロの2人が完全なるユニゾンでサビを歌い上げています。
小渕さんがハーモニーを奏でるのは数小節間のポイントと、最後のサビだけなのです。
だからこそ曲の疾走感とぴったりマッチして、より一層迫力を生み出しているのだといえます。
第6位
赤い糸
6分超という、非常に長いナンバーです。
大人気女優の新垣結衣さんがカバーしたことでも非常に有名になりましたね。
美しくも切なげな、胸をぎゅっと締め付けるメロディが特徴的なこのナンバー。
コブクロのファンでなくとも、1度は聞いたことのある人が多いでしょう。
1曲を通して黒田さんの太く、あたたかみのある声がメインの楽曲で、小渕さんはコーラスで彩っています。