「不完全な世界」を塗り替えるような力が欲しい。

そう願っている主人公だからこそ、愛が詰まったバクダンを落としてほしいと歌います。

不安で眠れない夜を過ごしている人のため、他人とすれ違ってばかりの孤独な人のもとへと愛が届くようにと。

バクダンという言葉が、”届けたい”という気持ちがどれほど強いかを感じさせてくれますね。

そして、今こそ革命の時、「愛のあふれた世界」への道を邪魔する”嫉妬”と闘おうと声を上げているのです。

「不完全な世界」は人の心が作り出している

あいつのことばかり 気になってる
うらぎり ぬけがけ
もう 気が気じゃない

ヒトの心が なんでも決めている
そこに響くのは きみのVoice
アン ドゥ トロワ

出典: https://twitter.com/bzwordsbot/status/806621893763571713

ここでいう「あいつ」は、自分に害を及ぼしてくるかもしれない人物のことですね。

裏切られるかもしれない。出し抜かれるかもしれない。自分の悪口を言っているかもしれない。

でも、そんな疑心暗鬼は、もしかしたら心が勝手に生み出している幻想かもしれません。

「もしかしたら」「かもしれない」なんて言葉で悪いことを想像し続けると、どんどんと相手との関係は悪化していき、本当に悪い予感が当たってしまうことになることもあるんです。

物事は常に二面性を含んでいます。自分と関係を持つ誰かを「敵」とみるか、「味方」とみるかは心次第なんだと教えてくれていますね。

もっともっと愛のバクダンを!

愛のバクダン もっとたくさん おっことしてくれ
ねむれない この町の ど真ん中に
愛のバクダン もっとたくさん ばらまいてくれ
飛び交う 言葉の はじっこに
つきない欲望を けしかけるのは
ぼくを焦がしてる Jealousy

出典: http://j-lyric.net/artist/a00067d/l004199.html

アンテナを伸ばして遠くへJump
1・2・3 さあ、君は何処へゆく…

愛のバクダン
もっと沢山、おっことしてくれ
眠れないこの町のど真ん中に

愛のバクダン
もっと沢山、バラまいてくれ
すれ違う人たちのポケットに

今こそ手をあげ、戦うべきは
世界を覆いつくすJealousy

出典: https://twitter.com/KI_TAK_lyric/status/902554024888508416

愛の詰まった爆弾をもっともっと落としてくれと叫びます。

爆発した愛は、会話の言葉の端や疲れた心に、”優しさ”を運んでくれるでしょう。そして自分の中にある人を妬む気持ちと闘い君のなりたい未来へと導いてくれているようですね。

まとめ

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いかがでしたか?

”みんなの心に愛を”と歌っていますが、メロディーも讃美歌ではなく革命歌の様に力強いのが魅力ですよね。この歌を聴いているだけでも、心の中に”愛のバクダン”が投下されたような感覚になります。

もしかしたら、多くの人にカバーしてもらえるように作ったこの楽曲自体が「愛のバクダン」であり、この歌を歌うこと自体が「愛のバクダン」をばらまくことなのかもしれません。

そう考えると、TV放送最多もうなずけますね。多くの人が歌い、世界に響くことを願った「愛のバクダン」。ぜひ、声に出して歌ってほしいと思います。

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