男性への「好き」を伝える

You're so fine I want you mine
(あなた凄くイケてるから、私のものにしたいわ)
You're so delicious I think about you all the time
(四六時中考えてるの、あなたほんと美味しそう)

出典: Girlfriend/作詞:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald 作曲:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald

自分に自信があるだけでなく、男性の魅力もストレートに言ってのけます。

褒められて嬉しくない人なんてそうそういないですね。

男性も少なからず舞い上がってしまうかも。

また、恋愛中に相手の事で頭がいっぱいになってしまう経験は、誰しもあるのではないでしょうか?

それすら躊躇(ちゅうちょ)せず、相手に伝えるのです。

どれくらい好きなのかダイレクトに伝わる言葉ですね。

最後の「美味しそう」という表現からは肉食系女子そのものという印象を受けます。

私は「特別」な女性

もし付き合ったとしたら…

You are so addictive Don't you know what I can do to make you feel alright
(あなたは凄く魅力的。私がどんな風にあなたを気持ちよくするか想像しない?)
Don't pretend I think you know I'm damn precious
(知らないフリしないで、私が特別な人って分かってるでしょ)

出典: Girlfriend/作詞:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald 作曲:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald

女性だからといって躊躇(ためら)うことなく、男性に対する誘惑は激しくなります。

付き合ったらどんな風になるのか…。

それを実際にイメージさせていきます。

想像するということは現実へと変わる可能性があるので、これはかなり現実的な誘導方法。

そして、いかに自分が彼にとって唯一の存在なのか、アピールを重ねるのです。

特にこの「特別感」というのは、恋愛をヒートアップさせるスパイスになるでしょう。

お姫様な私が好きでしょ?

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And hell yeah, I'm the motherfucking princess
(それに、私って超お姫様なの)
I can tell you like me too and you know I’m right
(あなたもそういう私が好きなんだし、私がいつも正しいって分かるでしょ)

出典: Girlfriend/作詞:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald 作曲:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald

ここまでの自信満々のアピールはまさに「お姫様」と呼ぶのにふさわしいですね。

本人もそれを自負しているよう。

開き直っているともいえます。

でも、男性もまんざらでもないようです。

それすら見抜いてしまっているのが凄い。

反撃する隙すらないパワフルな発言には圧倒されてしまいます。

彼女よりも私

She’s like so whateve
(彼女のことなんてどうでもいいじゃん)
You could do so much better
(あなたももっといい恋愛ができたはず)
I think we should get together now
(私達は今すぐに付き合うべきよ)
And that’s what everyone’s talking about
(周囲もそう言ってるもの)

出典: Girlfriend/作詞:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald 作曲:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald

自分だったら今までの彼女よりもいい恋愛を提供できる。

そんな、とても合理的な発想で男性へ説得しています。

そこには「情」という概念はなく、サラリと客観的に比較してのけるのです。

ここで男性の心はグラリと揺らいでしまうのでしょうか。

MVではどんどんと男性が嬉しそうな表情を浮かべていきます。

しまいには、自分だけの考えでなく、皆がそう思っていると言って畳みかけました。

何度も言われてしまうと「本当にそうなのかな?」と考え始めてしまうかもしれませんね。

今の彼女からしてみたらとんでもない内容です。

男性の揺らいだ心に畳みかける

男性の好意に気づいている

I can see the way, I see the way you look at me
(あなたが私を目で追ってるって気づいてるわ)
And even when you look away I know you think of me
(見てない時だって頭の中は私でいっぱいでしょ)
I know you talk about me all the time again and again
(あなたがいつも私のこと話してるのも知ってるの)

出典: Girlfriend/作詞:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald 作曲:Avril Lavigne,Lukasz "Dr. Luke" Gottwald

好きな人は思わず目で追ってしまうもの。

特に男性は、その傾向が強いのではないでしょうか。

無意識に向けてしまう視線にすら気づいている…。

そう言われてしまうと、もう言い逃れはできません。

男性が自分に好意があることが分かる事柄を次々と並べ、逃げ道を塞いでいきます。

獲物が狩られるように男性は追い詰められてしまいました。

そして、ここからさらにトドメを刺します。