アメジスト オパール
ダイヤモンド ルビー
清らかな 涙まで
輝きの メリーゴーラウンド
出典: https://twitter.com/inoueyosui_bot/status/899896258529185792
伸びやかな声質のせいかもしれませんが、井上陽水がキラキラしたものの単語を歌うと、本当にその言葉が輝いているように思えます。
今回の楽曲でいえば上記歌詞の中“アメジスト オパール ダイヤモンド ルビー”といった宝石の名前ですね。
井上陽水の声でこれらの単語が歌われると、歌詞の中であっても宝石が光り輝いているイメージがしっかりと頭に浮かびませんか。
そしてそうしたイメージを頭に思いつついると、続く“清らかな 涙まで”も美しくきらめいている絵が浮かびます。
ここの涙はきっと、悲しみの涙ではなく喜びなどポジティブな感情がいっぱいになったことであふれた涙なのではないでしょうか。
世界は キラメキながら
時は流れていく
想い出を もっと
トキメキを ずっと
星空の果てまで 女神もちょっと笑うまで
出典: https://twitter.com/inoueyosui_bot/status/883242800438927361
色々なことが日々起こって、嬉しいこと・楽しいことの話題が少なく感じる今日この頃。
そんな毎日にあるのは、ここの歌詞にあるように“世界はキラメキながら 時は流れていく”と感じられる時間ばかりではありません。
しかし、逆にこんな風に前向きに明るく、世界のキラメキだけを感じるように心がければ、世界というのは案外簡単に変わるものなのかもしれませんね。
星空の果てまでおでかけすれば、どこかで私たちを見守ってくれている女神もついほほ笑んでしまったりして。
ハロー ハロー お元気?
今夜 なにしてるの?
TVなんか 見てないで
どこかへ 一緒に行こう
だからもう I love you so
I'd love to be back in your heart
出典: https://twitter.com/inoueyosui_bot/status/883242800438927361
楽曲の最後は、冒頭とほぼ同じ言葉が繰り返されます。
ここまで聴いてくると、最後の歌詞には“毎日忙しいそうだけど、たまにはパーッと考え事を放っておいて、僕と一緒に外へ出ようよ!”と誘う気持ちがより一層込められているように感じます。
また“今を楽しむことは今しかできないよ!”という気持ちも入っているのではないでしょうか。
井上陽水の、ふんわりとしながらも人の心の核心に触れる歌詞で、あなたもちょっと息抜きをしてみてはいかがでしょうか。
「女神」が好きな人におすすめの楽曲
「飾りじゃないのよ涙は」/アルバム『Blue Selection』に収録
1984年、中森明菜に楽曲提供された作品で、井上陽水がセルフカバーしたのも楽曲提供と同じ1984年が最初です。
2002年には井上陽水自身のシングルとしてリリースされ、同年リリースされたアルバム『Blue Selection』にも収録されました。
「Make-up Shadow」/アルバム『UNDER THE SUN』に収録
1993年にリリースされたシングルであり、同年に発売されたオリジナル・アルバム『UNDER THE SUN』に収録されています。
「SAKURAドロップス」/アルバム『UNITED COVER 2』に収録
かなり大胆なアレンジで話題になった「SAKURAドロップス」。
そもそもは2002年に宇多田ヒカルが発表した楽曲です。
井上陽水によるカバーは、彼女の曲を様々なアーティストがカバーしたアルバム『宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-』に収録されました。
その後、2015年にリリースされた井上陽水のアルバム『UNITED COVER2』に収録されました。