またねでもなく、さようならでもなく、来世で会おうという言葉。
同じような別れの言葉ですが、無責任ながらも少し希望が見えてくる言葉だと思います。
この曲のサビではとてもポジティブな言葉が並んでいます。
”来世で会おう、未来、光、笑い合える、信じて、歩き出す”
ここまで前向きになる言葉が並んだ曲はさユりさんにとってとても珍しいです。
「それは小さな光のような」のように過去と向き合うことも大事ですが、自分を信じて未来にちゃんと向き合うことも大切なことです。
「僕だけがいない街」と関係している?
「来世で会おう」のタイトルやサビを聴いて、「それは小さな光のような」だけでなくこちらも「僕だけがいない街」とリンクしているのではないかと感じました。
アニメでは最終的に藤沼悟が雛月加代を救い出し2人とも生きているものの、同じバイト先だった片桐愛理との出会いは白紙の状態に戻ってしまいました。
タイムリープしている時間が長いので、主要人物とは言いにくいかもしれませんが、実写版でも有村架純さんが役を務め、藤沼悟ともいい距離で接していました。
藤沼悟と片桐愛理はもう少し発展してもいいのでは?と思ってしまいました。残念ながらラストシーンは2人の初対面となってしまいました。
そんな悲しい2人にお似合いな言葉を挙げるなら”来世で会おう”ではないでしょうか。
終わりに
さユりさんの「来世で会おう」を紹介させて頂きました。
「それは小さな光のような」を聴いた後で「来世で会おう」を聴くと、違った良さを感じられるかもしれませんよ。
MVもさユりさんらしい、2次元と融合したものになっているので、是非1stアルバム「ミカヅキの航海」で輪廻を味わって頂きたいです。
3rdシングルには弾き語りバージョンも!
さユりさんのシングルには弾き語りバージョンの音源が収録されることがあります。
2ndシングルに収録された「来世で会おう」は3rdシングル「るーららるーらーるららるーらー」のカップリングに「来世で会おう-弾き語りver-」として収録されています。
今でこそメジャーで活躍しているさユりさんですが、シンガーソングライターとしての原点は路上ライブにあります。
今とは違った路上時代の良さを改めて感じさせてくれるような音源なので、こちらも是非聴いてみてください。
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