衰えぬ人気!サザンオールスターズ

【涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜/サザンオールスターズ】歌詞&PVを徹底紹介!の画像

・桑田佳祐:1956年2月26日生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身
・関口和之:1955年12月21日生まれ。新潟県阿賀野市出身
・松田弘:1956年4月4日生まれ。宮崎県宮崎市出身
・原由子:1956年12月11日生まれ。神奈川県横浜市出身
・野沢秀行:1954年10月19日生まれ。東京都出身

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA

経歴

ご存知、サザンオールスターズ、もう説明するまでもありませんね。

1974年で前身となるバンドを結成すると、1977年にアマチュアバンドコンクールのヤマハEastWest'77で桑田佳祐さんがベストボーカル賞を受賞します。

1978年にメジャーデビューを果たすと、1979年発売の「いとしのエリー」が爆発的ヒット。同年ライブツアーも開催、NHK紅白歌合戦に初出場しました。

1980年からテレビ出演を控えるようになると6枚目のシングルから11枚目のシングルまでを一気に発表、なんと1年で6枚のシングルをリリースしたのです。

その後は日本レコード大賞や全日本有線放送大賞、日本ゴールドディスク大賞などで賞を受賞していきます。

そして2000年、1月26日に44枚目のシングルとして発売された「TSUNAMI」が自己最高セールスを記録します。

すると日本ゴールドディスク大賞のソング・オブ・ザ・イヤー、オリコン年間シングルセールスチャート第1位、CDTV年間シングルチャート第1位に!大晦日には日本レコード大賞を受賞しました。

2001年から活動休止を発表、桑田佳祐さんがソロ活動を開始します。活動再開するまで「白い恋人たち」などのヒットを飛ばし、25周年、30周年の節目に活動を再開します。

そして2015年にはアルバム『葡萄』が日本レコード大賞で最優秀アルバム賞を受賞、2017年にはアサヒ飲料・三ツ矢サイダーのテレビCMに、38年ぶりの出演を果たしたのです。

名曲「涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜」の歌詞情報

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サザンオールスターズというと夏の曲のイメージがありますが、「涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜」は47枚目のシングルとして、2003年7月23日に発売されました。

2000年に活動を休止、実に3年ぶりの活動再開となったサザンオールスターズ復活シングルと位置付けられています。

また「涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜」はアルバム『キラーストリート』の先行シングルでもあります。

オリコンチャートは初週売り上げ36.5万枚で1位を獲得、2003年6月に再リリースした「勝手にシンドバッド」より2作連続で1位を獲得しました。

その結果、第18回日本ゴールドディスク大賞において、ソング・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

恋が終わるとき

熱い砂のステージで結ばれた女性がいる
波と戯れる裸のビーナス

君がいないビーチは欲望の影もなく
黄昏が恋の終わりを待っていた

出典: 涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

夏の恋というのはまるで1日のようです。

眩しいくらいに溢れる日差しに君の姿は美しく、波と戯れるほどに僕の心を奪っていきます。

しかしやがてサンセットビーチへと場面が切り替わる頃、君の姿はなく、夏の恋を黄昏の景色が奪っていくのです。

そうして僕は夏の恋の終わりを知りました。

夢中になった恋

僕だけの天使でいてと囁いた夏の日は
情熱の秘め事に夢中鼓動に酔いしれるだけだよ

出典: 涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

この夏だけではなく、永遠に僕の天使でいてほしかった。

だけどそんな情熱は僕の鼓動を激しくつい鳴らすだけで、秘め事のように感じられていた恋に僕はただ一人酔いしれていただけなのです。

愛がほしい

コバルトブルーの涙の海で
人魚のような恋に溺れたなら
接吻より甘く永遠より永く
濡れた身体に愛をください

出典: 涙の海で抱かれたい〜SEA OF LOVE〜/作詞:桑田佳祐 作曲:桑田佳祐

人魚姫は初めて表の世界に出た時、難破した船から投げ出された王子に恋をします。

しかし王子は人魚姫の記憶がありません。それでも人魚姫は王子と一緒にいたいと、声を失うかわりに足を得ます。

王子と再会した人魚姫は幸せの日々を送りますが、王子は別の女性と結婚。人魚姫は悲しみのあまり海へ身を投げ、泡となって消えてしまったのです。

そんな悲恋に似た夏の恋を物語るような歌詞ですね。

海の色はまるで僕が流した涙の色のようです。いつまでもコバルトブルーのままです。

そんな海で人魚姫のように、一人だけを愛する献身的な恋に溺れてしまったなら、君とずっと甘い恋の時間を過ごしていたいのです。だから僕はこの身体に愛を注いでほしいと願うのです。