ついに3度目のサビです。

歌詞は同じですがMVでは何かに目覚めた人物が誰かと戦っています。

そして戦いの後には自分の中から光があふれ日本中に広がっていくのです。

前述の通り同窓会とは世間を小さなコミュニティに例えている表現。

自分を解放するためには様々なしがらみから解放される必要があります。

自分が解放できたなら文字通り世界が変わっていくのでしょう。

あばらの骨が折れるまで笑い転げる

なんでもない時間とイレギュラー

お疲れ様です 風邪気味です
冗談なのか本心なのか わからなすぎ問題
了解も災害も 大嫌い
夜道歩き 孤独に浸ったり
変なパジャマの人と目が合ったり
それだけの時間を増やしたい
それでも夜道は風邪ひくよ

出典: あいつら全員同窓会/作詞:ACAね 作曲:ACAね

ここから場面はラップへと移っていきます。

注目は了解も災害も大嫌いという部分。

災害が嫌いということはよくわかります。

しかし、了解はなぜ嫌いなのでしょうか。

了解とは相手からの申し入れを受け入れる時に使います。

これは規定の尺度が嫌いという意味でしょうか。

普通であれば孤独な夜道で変なパジャマの人と目が合う時間を増やしたいとは思いません。

夜道は寒く風邪をひくなどのデメリットもあります。

しかし、それ以上に既定の路線よりもイレギュラーな出来事を大切にしたいのでしょう。

自分を棚に上げずに笑って過ごす

人の ダメなとこばっか 見つけて
指摘して、自分棚に上げすぎ
心と体終わってく
こんな自分そんな身分じゃない
言い切れることはない
いい切れたことは自分に言い聞かせてること
また笑い転げられるのさ あばらの骨が折れるまで

出典: あいつら全員同窓会/作詞:ACAね 作曲:ACAね

人を批判するということは自分の心を砕くことにもつながります。

例え自分を棚に上げ人を攻撃したとしてもいずれ自分にも負担がかかってくるのです。

1番では嫌味に時間を費やすほど暇ではないといっています。

そのような非生産的なことに時間を費やす身分ではない、と皮肉めいた言葉で飾っているのです。

自分に言い聞かせたことは言い切れるといっています。

つまり自分に自信をもって過ごすことができたら笑って過ごせる。

曲の最後は世間を嘆くだけではなく希望を残しながら締めているところに優しさを感じますね。

まとめ

今回は「ずとまよ」のあいつら全員同窓会について考察をしました。

ファンキーな雰囲気の曲調で自分の本音や世間の闇について表現。

それを現状の表現だけではなく自分らしく生きることの大切さについても触れています。

聴けば聴くほどその独特な世界観に引き込まれていく1曲です。

まだ視聴していない方は是非1度聞いてみてはいかがでしょうか。

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SNSの闇に踏み込んだ内容に注目!ずっと真夜中でいいのに。の1stミニアルバム「正しい偽りからの起床」に収録されている「脳裏上のクラッカー」を紹介します。

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