アヴリル・ラヴィーン【Complicated】歌詞を和訳して徹底解釈！物事を複雑にしているのは…？

2人きりでいるときは本来の自分を出してほしい。

それが約束の内容なのだと思います。

今の彼はそれすら忘れて「理想的な自分」を演じてしまっている。

「ダメ」という言葉の裏には虚しい気持ちが隠されているのだと思います。

このフレーズからは彼に一貫性がないことがうかがえます。

突然思い付きで行動する。

自分らしくないファッションをする。

これも個性のひとつともいえますが、軸の無い印象も受けます。

心が空っぽのまま上塗りだけ続けているような状態。

そんな彼に疑問を投げかけています。

先ほど出てきた彼のファッション。

それは「金持ち」を印象付ける高価なものばかりのようです。

ブランド品にこだわりすぎる人は、自分の自身の無さを埋めているともいわれています。

ネガティブな感情から始まる努力は「無理をしている」という印象を受けますね。

そんなものは脱ぎ捨てて、ありのままの姿で楽しんでしまおう。

そう言いたいのだと思います。

どうしても、多少は他人の目が気になってしまうもの。

「理想像」は振る舞いやファッションへも影響を与えます。

自己実現できるのがお洒落の醍醐味。

しかし、自分らしく生きるアヴリル・ラヴィーンにとって「本当にそれでいいの？」とも感じるようですね。

楽曲のテーマが多くの共感を生んだと前述しました。

心の底では「自分らしく生きたい」と思いながらも、抑え込んでしまう人はけっこう多いのかもしれません。

アヴリル・ラヴィーンの楽曲には「自由」をテーマにした内容が多い気がします。

これが彼女の魅力のひとつなのでしょう。

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