【forget-me-not ~ワスレナグサ~】は切ない別れの曲?!それとも…
アニメの曲らしいテンポの良い曲に合わせて、切ない歌詞が印象的の曲ですよね。
訴えかけるような、言い聞かせるような歌詞には、どんな意味があるのでしょうか。
アニメ曲ということで支持される年齢層も狭いイメージがありますが、実はこの曲はかなり幅広い世代に反響があり話題となった曲でもあります。
その理由も、やはり歌詞のあるのでしょうね。
秘められた想いが込められている歌詞について、早速詳しくご紹介したいと思います!
flowerとは?
flowerはEXILEのHIROが代表取締役の株式会社LDHJAPAN所属の、女性5人組のダンス&ボーカルグループ。
2010年当初は4人でのデビュー、現在は重留真波・中島美央・鷲尾伶菜・坂東希・佐藤晴美の5名での活動となる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Flower_(グループ)#略歴
【forget-me-not ~ワスレナグサ~】とは
【forget-me-not ~ワスレナグサ~】は2012年8月22日発売 flowerの3枚目のシングルで、初めてのTVアニメタイアップ曲となります。
このシングルには他にも、「ぐるぐるナインティナイン」のエンディングテーマである、「YOUR GRAVITY」と「CALL」が収録されています。
タイアップ曲がメインとなったシングルのような感じですよね。
「YOUR GRAVITY」はとても可愛らしい感じで元気の良い曲なのですが、「CALL」に関してはかなり切ない曲となっています。
全く違った曲調が詰まったシングルです。
アニメらしいテンポ、なのになぜか切ない!
透き通るように伸びる声とアップテンポが特徴の曲ですが、なぜか切なくなるのも大きな特徴です。
リズムに乗れる曲としても十分お勧めできるのですが、よく聞いていると歌詞に引き込まれてしまうどこかミステリアスな印象ですね。
なぜか耳から離せなくなるような、何度も聴きたくなるような魅力があります。
歌詞の意味は?
お待ちかね、【forget-me-not ~ワスレナグサ~】の歌詞について、一体どんな想いが込められているのでしょうか。
やはり注目したいのは「忘れないよ」という部分ですよね。
なぜそんなことを言ったのか、何がそう言わせたのか、その歌詞の理由について迫ってみました。
題名「ワスレナグサ」って何を意味する?
題名の「ワスレナグサ」とは「勿忘草」や「忘れな草」と日本語では書くのですが、英語読みでは「forget me not」と書きます。
また「ワスレナグサ」の花言葉は、「私を忘れないで」という意味があります。
それだけではなく「真実の愛」も花言葉に含まれているのです。
「忘れないよ」に込めた思い
【forget-me-not ~ワスレナグサ~】は、夢を追いかける相手を応援する歌詞でもあり、夢によって引き裂かれてしまったことも歌詞には書かれています。
夢が二人をつないで そして夢が二人を今 遠ざけたの
忘れないよ 忘れないよ ひとつ残らず 君が教えてくれた歌も
出典: forget-me-not ~ワスレナグサ~/作詞:川村結花 作曲:三橋隆幸
そして「忘れないよ」だけなら、「あなたのことをずっと想っている」という想いが読み取れますよね。
ですが、題名の「ワスレナグサ」にある花言葉にも注目です。
「ワスレナグサ」の花言葉である「私を忘れないで」という意味、これは「忘れないよ」という歌詞の中に「自分のことも忘れないでほしい」という想いも込められているのかもしれません。
また「ワスレナグサ」のもう一つの花言葉でもある「真実の愛」も、この「忘れないよ」という歌詞に込められているのでしょう。
深く読めば読むほど、アップテンポな曲調とは違い、すごく切なくなってしまう歌詞ですね。