「陽だまりの道」/コブクロ

【陽だまりの道/コブクロ】小さな幸せを繋いで…心温まる歌詞を解釈!ドラマ主題歌!コード譜・PVありの画像

ドラマ主題歌!

「陽だまりの道」は、コブクロの25枚目となるシングル曲です。

アルバム「TIMELESS WORLD」にも収録されている同曲は、テレビドラマ「ブラック・プレジデント」の主題歌として書き下ろされました。

作詞を担当した、小渕自身もコブクロを結成する前にサラリーマンを経験しています。

時間が長く、休みも少ない仕事だったそうですが、辛い日々の中にも小さな喜びや幸せがあったと語っています。

「ブラック・プレジデント」は、ブラック企業の社長の物語ですからこの時の経験を強く意識したのではないでしょうか?

心温まる歌詞を解釈!

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歌詞を解釈!

陽だまりの様な 優しい歌と
ささやかな夢を胸に

出典: 陽だまりの道/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

出だしからして印象的かつ深いですね〜。

優しい歌とささやかでも夢があれば、人は生きてゆけるのかもしれません。

煩悩全開な私からすると理想的な生き方です!

生まれた意味を探す旅が 人生ならば
行き先より大事な 出逢いに導かれて
未来は変わってく(偶然と奇跡の結晶)
描いたまんまじゃなくても

出典: 陽だまりの道/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

人生を生まれた意味を探す旅だとしたら、と仮定しています。

行き先とは生まれた意味のことでしょう。

それよりも大事な出逢いに導かれて未来が予想していなかったものに変わっていくと述べています。

つまり、人生は旅に例えられるけれど、生まれた意味を探すことが最大の目的ではない。

ということではないでしょうか。

もちろん生まれた意味を見つけることも重要なテーマです。

それよりも大事な出逢いとは、本当に、本当に大切な出逢いのことです。

もう少し掘り下げてみると、これは小渕の人生を物語ろうとしているようにも見えます。

サラリーマンをしていた時に描いた未来と現在では大きく違うはずですし、黒田との出会いは生まれた意味を探すこと以上のものであった筈です。

そこから、未来はどんどん変わっていったことでしょう。

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ありのままの君が輝く 道が きっと
どこかで待ってる 今はまだ 少し辛くても
喜びを運ぶ風に 乗せて歌おう
明日が今日に 今日が昨日に
時の刹那を 歩いてゆく

出典: 陽だまりの道/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ありのままの君が輝く道とは、その人の本来の才能を発揮できるジャンルが必ずあるというメッセージです。

きっとその世界が君のことを待っているから、現状は辛くても前に進めということ。

「明日が今日に今日が昨日に、時の刹那を歩いていく」は少し難解な感じですね。

昨日辛かった事は今日、今日辛かった事は明日歌おう、そうすればすぐに過ぎ去ってしまうから、というような意味合いだと思います。

それも喜びを運ぶ風に乗せて歌うのです、楽しく歌うことがつかの間の喜びになるという意味もありそうです。

この場合の「歌う」は音楽に限らず、その人が才能を持っているジャンルに置き換えても意味は同じです。

無くしたものを取り戻すため
彷徨う日々を繰り返すより
また巡り会う時が来るまで
うつむかないで

出典: 陽だまりの道/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ここも深いですね。

何かに拘って同じようなことを繰り返している時があると思います。

そこは一度諦めて、別の道へでも前進したら良いということでしょう。

また巡り会える時が来るかもしれません。

そこでまた繰り返していると感じる場合もありますが、何かが違って見えるはずです。

拘っているもの(無形のものも含め)を手放したら見えてくるものがあるのかもしれません。

わかっていてもなかなかできないのが人情ではあります。

しかし、すっきり気持ちよく生きていたいものです。

君と笑って過ごせるなら 何もいらない
特別じゃない毎日の どこかに 幸せを
失わぬ様に感んじて 生きていよう

出典: 陽だまりの道/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

幸せというと、つい幸せな出来事や物質的な物を思い出しがちではないでしょうか。

でもここでは、特別じゃない毎日のどこかにあるから探そうと提案しています。

さらに、失わぬように感じるとしています。

幸せは感じるもの、心の状態ですね。

見つけて、持っているだけで良いのはないでしょうか。

もちろんそれは簡単ではないかもしれませんが。

「君と笑って過ごせするなら何もいらない」の部分はなんだかプロポーズっぽいですよね!(解釈になってない)

ささやかな夢 抱えたまま
この旅が終わるとしても
陽だまりの中 片寄せ合い
歩いた道を忘れない
小さな幸せを 繋いで

出典: 陽だまりの道/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎