※繰り返し※
ABRACADABRA / what’s the meaning of this magic spell?
she needs help from somebody else
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM
(和訳)※繰り返し分除く
アブラカダブラ / この呪文の意味は何だろうな?
彼女は助けを必要としている
さてアブラカダブラの意味は何でしょうか?
アブラカダブラの語源を調べると「私が言うとおりになる」「この言葉のようにいなくなれ」などがありました。
ここまでの歌詞では後者の「この言葉のようにいなくなれ」がしっくりきますね。
次はサビにいきましょう。
★命の 祈りを / turn it up, burn it up, yeah
痛みも 怒りも / turn it up, burn it up★
◆nothing is bright
so bring up the lights yourself ◆
never take flight, yeah
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM
(和訳)※英文のみ
回せよ、燃やせよ、なぁ 回せ、燃やせ
全然輝いてねえ
だったら自分で輝けよ
絶対逃げたりしないよな
サビまで聴いてから先程のアブラカダブラの呪文の意味を考えると「私が言うとおりになる」という意味合いに聞こえるようになってくるのではないでしょうか。
アブラカダブラはまさに魔法の言葉のようです。
2番では”変わりたいという思い”が
続いて2番の歌詞にいきましょう。
挑発されてる?
you’re not even worth picking a fight with
do ya dance to da riddim like this
there is no colors in my eyes
can’t you stop buzzing like a flying fly
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM
(和訳)
お前とは戦う気にもなれねえ
このリズムに乗って踊ってみたらどうだ
俺には白黒にしか見えねえんだ
お前にはハエみたいにブンブン飛んでるのを止めたりできねえ
思い切り挑発する声が聞こえてきます。
もう少し深読みすると自分自身が価値が低いと思っていると、相手はそう思っていなくてもこんな風に聞こえてしまうこともあるという意味にも取れそうです。
殴りたいわけじゃないんだけど・・・
No I don’t want to know what’s in the box
No I hate the way he talks
No I hate to sit tight on the rocks, somebody help
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM
(和訳)
いや、俺は殴る意味なんてわかりたくないさ
いや、あいつの話し方が嫌いだ
いや、このまま何もせずに行き詰まるのは嫌だ、誰か助けてくれよ
この部分では葛藤する自分自身の心の声が出てきます。
”No”の前の歌詞になっていない部分でもまるで誰かの声が聞こえているかのような言い方になっていますね。
サビの「逃げたりしないよな」がじわじわ効いてきているようです。
背中を押す声
do you know what the hell is a “paradox”?
your life is a downright paradox
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM
(和訳)
お前は“パラドックス”の意味を知っているか?
お前の人生は紛れもなくパラドックスさ
”paradox”は”矛盾のようで実は正しい説”の意味で日本語でもパラドックスとして使われていますが、ギリシャ語の”定説に逆らうもの”を語源としています。
語源まで辿ると”勇者”を思わせる意味として捉えられるのではないでしょうか。ここでもその意味から使われていると解釈できます。
ここでサビに入ります。
★繰り返し★
◆繰り返し◆
never take flight
出典: A/作詞:MAH 作曲:SiM
2番のサビの最後のフレーズでは1番のサビでは付いていた「,yeah」が消えています。
これは誰かから投げかけられているのではなく自分自身が「絶対逃げたりしない」と言い切っているわけですね。
2番のサビまでまとめて聴くと1番では第三者からの声がメインになっていますが、2番では挑発の声と自分自身の声が交互に出てきて会話しているように聞こえますね。
クライマックスは”葛藤”と”決意”
では3番の最初のフレーズもいってみましょう。