そっと支えてくれる楽曲「大我慢大会」

【BUMP OF CHICKEN/大我慢大会】歌詞の意味を解釈!毎日何を我慢している?の画像

邦楽の中でも多くのファンを持ち、知らない人はいないと言っても過言ではないBUMP OF CHICKEN

そんな彼等の楽曲である「大我慢大会」、少し変わっているタイトルですよね。

タイトルにもあるように、何を我慢しているのか、どんなテイストの曲なのか、など気になることもあると思います。

そして、実際に聞いたあとにも人それぞれ様々な受け止め方があるはずです。

 

さて、あなたは毎日我慢していることはありますか?

「我慢」の一般的に広く使われる意味は「耐える」こと。

どうしても我慢しなければいけないことだけではなく、ひっそりと諦める「我慢」もありますよね。

その結果色々な感情が生まれます。例えば悲しさ・悔しさ・憤りなど様々な気持ちであったり。

そんな複雑な意味を含んだ言葉である「我慢」を散りばめたこの楽曲はどんな歌詞なのでしょうか? 

収録アルバム「Butterflies」

今回紹介する「大我慢大会」が収録されているアルバム楽曲はこちらです。

Disc:1
1. GO
2. Hello,world!
3. Butterfly
4. 流星群
5. 宝石になった日
6. コロニー
7. パレード
8. 大我慢大会
9. 孤独の合唱
10. You were here
11. ファイター

出典: Butterflies/BUMP OF CHICKEN

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アルバム「Butterflies」は、BUMP OF CHICKEN結成20周年という記念となる年に発売されたアルバムなんです!

 

「大我慢大会」を始め、このアルバムは名曲揃い!

人気アプリゲームのCMやOPとして使用された「GO」や、CMソングとして起用された「宝石になった日」などが収録されています。

まさに名盤と呼ぶにふさわしく、前を向いて歩んでいけるような手を引いてくれる楽曲が名を連ねています。

対外的にも非常に意味を持つ、今までよりも多くの人々へ向けたアルバムと表現しても間違いないでしょう。

「大我慢大会」の歌詞の意味とは

それでは「大我慢大会」の歌詞を紐解いていきましょう。

我慢している自分やあなたへ

平気な顔してみたって
あんまり上手じゃないみたい
元気を出すのは誰だ
知らんぷりしてもしょうがない

皆には見えていないようで
実なばればれのような気も
考えないようにして
誤魔化せないから無視して

出典: BUMP OF CHICKEN/作詞:Motoo Fujiwara 作曲:Motoo Fujiwara

具体的な内容を綴っているわけではありませんが、どのような状況を描いているのかタイトルから読み解くことができます。

誰しも我慢をすることはあると思います、そんな瞬間を表しているようなこの歌詞

どきっとするくらいに非常に繊細且つ現実的に描かれた描写です。

 

今自分が我慢していることは、目の前にいる相手に伝わっているのではないか、顔に出てしまっていないか。

そんな風に心配をしながらも気持ちを外に出すことなく、内に留めているのではないかと想像できます。

我慢という意地

痩せ我慢 作り笑い 外だろうと中だろうと
心を騙さなきゃ 保てない意地で立ってる

出典: BUMP OF CHICKEN/作詞:Motoo Fujiwara 作曲:Motoo Fujiwara

本当の自分の思いを騙すように過ごす日々、辛くても自分の気持ちを誤魔化して「平気だ」と思ってしまうことはありませんか?

大人になればなるほど、自然と無意識に我慢することが増えるでしょう。

痩せ我慢だって、作り笑いだって、普段何気なくしていることの中に小さな我慢が潜んでいることがあるはず。

 

この歌詞では「外」と「中」というワードを使用しています。

他人からは見ることのできない、自分の気持ちを取り繕う外側の気持ち自分だけにしか見えない心の内側を表現していると解釈しました。

 

そして、プライドにも似た意地のような気持ちを秘めながら立ち続けているのでしょう。

ひとりの自分を引っ張ってくれる手

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