でも、一回失敗したくらいでは主人公もめげません。

どうしたら「君」をデートに誘うことができるのか、そして告白をすることができるのか真剣に考えています。

一人では良いアイデアが思い浮かばないので、仲の良い男友達を家によんで、みんなで賑やかに作戦会議をする主人公たち。

「持つべきものは友」なんて言葉もあるように、困った時に仲間の力を借りるのはけっこう大事なのかもしれません。

それに、一人だと「どうして上手くいかないんだろう…」とネガティブになりがちです。

友達と楽しく話しながら前向きに今後のことを考えていったほうが建設的ですし、パワーをもらうことができますからね。

悩むこともあるけれど…

いろいろあります 男の子! 考えすぎちゃう年頃です
それでもなんとか笑顔だけ忘れるな
キラキラ輝く女の子! いつかは君を守れる様に
強く(強く)強くなるから! (Let’s go!)

出典: We are 男の子!/作詞:磯崎健史 作曲:磯崎健史

女の子からしてみたら「男はみんなクールで恋愛に対しても冷静」なんて思えるかもしれません。

しかし、実際のところは男の子だって恋愛に対して熱くなったり、上手くいかなくてクヨクヨ悩んでしまうこともあるのです。

この主人公も「君」のことを想うあまり、切ない気持ちや熱い気持ちが常にあるのでしょう。

それでも「君」がいる時はいつだって全力の笑顔を作るように心がけています。

辛そうな顔をしている男性よりも、いつも笑顔で明るい男性のほうが近寄りやすいですからね。

主人公にとって「君」はキラキラと輝いて見える女神のような存在なのでしょう。

今すぐに付き合うことは無理だとしても、いつかは「君」の恋人になることを夢見ているようです。

2番~ラストの歌詞

君の前でラブソングを歌った主人公

みんなで行ったカラオケで 君を見つめて唄うよ Love song
やめとけNo!No! 寒いぜ No! No!
我に返って絶体絶命

出典: We are 男の子!/作詞:磯崎健史 作曲:磯崎健史

2番の冒頭では「君」を含む大勢でカラオケに行った時の様子が描かれています。

大勢とはいえ、大好きな「君」と一緒に遊ぶチャンスを掴んだ主人公。

嬉しくて舞い上がってしまったのか「君」に向けてラブソングを歌うという暴挙に出ます。

しかし「君」が喜ぶどころか、すべってしまい「ただの寒い人」になってしまったようです。

微妙な空気になってしまってから「いきなりラブソングはまずかったのでは!?」と我に帰る主人公。

勢いで歌ったものの失敗に終わってしまい、やめとけばよかった…と後悔しているようですね。

もう一度作戦会議!

あー 君の前では 普段の自分で話せない
だからさ野郎ども も一度 (オー!)
作戦会議 カモン 俺んち
背中を押してくれ

出典: We are 男の子!/作詞:磯崎健史 作曲:磯崎健史

「君」と一緒に大勢でカラオケに行ったのに、いざ「君」が目の前にいると普段の自分らしく話せない主人公。

「カッコつけたい」という思いが先走ってしまい、素の自分を出せないのでしょうね。

しかし、このままではいつまでたっても「君」との距離を近づけることができません。

なので、主人公はもう一度自分の家に仲間をよんで作戦会議をしました。

やはり、この主人公にとって頼りになるものは「仲間」なのでしょうね。

「君」に近づくための勇気が欲しいと思っている主人公。

一人では勇気が出てこないからこそ、仲間の力を借りているのだと推測できます。

友達にとても恵まれているからこそ、こんなに楽しく作戦会議ができるのでしょうね。

主人公の願いとは…?

かわいいもんです男の子! 思った以上に純情です
それでもなんとかカッコつけて頑張りまーす
クラクラしちゃうよ女の子!いつかは君と手を繋いで
夢の(夢の)中で Happy end!
Let’s go!

出典: We are 男の子!/作詞:磯崎健史 作曲:磯崎健史

大好きな「君」のことを想いながら、さまざまな作戦を考える主人公。

よく考えてみたら、とても一途で健気ですよね。

でも主人公からしてみたら「かわいい」よりも「かっこいい」と思われたいはず。

なので、恋愛に対して必死になっている気持ちは上手く隠して「君」の前ではかっこよく振る舞います。

今は失敗することも多いけど、もっと成長して「君」をクラクラさせるような男になりたいと主人公は願っていますね。

告白して付き合って、夢のような日々の中でHappy end(幸せな結末)を迎える。

それが主人公にとっての大きな目標なのでしょう。

「君」を想う気持ちは誰よりも強い

誰にも負けない 強い気持ちで
I love you so much (I love you so much)
それだけは

いろいろあります男の子! 考えすぎちゃう年頃です
それでもなんとか笑顔だけ忘れるな
キラキラ輝く女の子! いつかは君を守れる様に
強く(強く)強くなるから!
夢の(夢の)中でHappy end! (Let’s go!)

出典: We are 男の子!/作詞:磯崎健史 作曲:磯崎健史

「君」を想う気持ちは誰にも負けないと思っている主人公。

どんなに失敗しても、どんなに振り向いてもらえなくても、主人公がめげずに頑張れるのは、強い想いがあるからなのでしょう。

最後はすでに登場したサビの歌詞を繰り返して、歌が終わります。

1番のところでは「強く(強く)強くなるから! (Let’s go!)」だけで終わっていました。

しかし、最後のサビではその後に「夢の(夢の)中で Happy end!」という一言が加わっていますね。

自分が今よりも強くなって魅力的な男になれたらハッピーエンドを迎えられる…!

そんな主人公のポジティブな気持ちが表れているように感じられます。

おわりに