2番のAメロの歌詞です。
ここで感じられることは、生きているだけでも十分なんじゃないかと思い始めた主人公の様子です。
街もどんどん発展していくし、世界はどんどん先へ進んでいく。
でも自分は相変わらず誰にでもできるようなことを繰り返している。
理想とは違うけど「それでもまあいいや」って思えたらいいんじゃないか。
みんな生きる意味とか、求めすぎなんじゃないか。
何はなくとも朝はやってくるじゃないか。
そんなことが歌われています。
繰り返される決意
柔らかな光に包まれて起きる
変われた気がしたnewday
半透明に染まってく日常
何度目の革命の宣言
Singin' singin' singing…
ホラまた変わったあの日のBelieve
いつからだって いつまでだって
淀んだ流れは澄みきらないよ
小さな決意はグラリ傾いた
誤魔化して欺いた自分が
根無し草に注ぐ太陽に
溶かされて優しく消えてった から
出典: Sunrise(re-build)/作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ 作曲:shirothebeats、ぼくのりりっくのぼうよみ
サビは全部同じ歌詞なので割愛します。
続いて3回目のAメロ部分へ。
「今日こそは変わるぞ!」という決意とともに目覚める主人公。
でも夜が来れば結局、いつもと変わらない自分がいる。
こんなことをずっと前から、何度も何度も繰り返していることが伝わってきます。
一時的に気持ちを奮起させても、継続することは難しいものです。
そんな浮ついた自分をよそに、変わらず朝はやってきます。
それは優しくも、無情にも思えます。
耳が痛くなるような内容ですね。
輝かしい日々への予感
きっとぼくらはずっと
浴びて生きるよ光を
プラスとマイナス かかってるバイアス
だからまた食い違いで争ってく日々
意味のないことで笑って泣いて
終わってくkillin' 生きる意味
見つけたから歩き出す
ここから始まってくsunrise glorious
出典: Sunrise(re-build)/作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ 作曲:shirothebeats、ぼくのりりっくのぼうよみ
Cメロ部分の歌詞です。
ここで主人公の心境に変化が見られます。
考え方の食い違いで起こる争い、どうでもいいようなことで一喜一憂する様子。
人生を彩る要素を思い浮かべている姿が描かれています。
そしてそれらはどれも相手がいないとできないことですよね。
主人公は誰かと一緒に生きる日々に、意味を見出したのでしょう。
特別な能力を身に着けたわけでも、揺るぎない意志を手に入れたわけでもありません。
変わり映えのない日常の捉え方が少し変わっただけです。
そんなちょっとした変化が、日々を輝かしいものへと導こうとしていると予感させます。
他ジャンルでも買われる文才
ここまでぼくのりりっくのぼうよみの「Sunrise(re-build)」を紹介してきました。
この曲の歌詞からも伝わるように、彼が特に注目を浴びている部分は、卓越した作詞能力でしょう。
そう、ぼくのりりっくのぼうよみの活躍は、音楽だけに留まりません。
彼はその文才を他ジャンルからも買われ、文章作品の執筆も手掛けています。
代表的なものでは、文藝春秋の刊行する「文學界」でのエッセイ、ファッション誌「With」での短編小説などがあります。
音楽シーンだけでも類まれな才能を発揮するぼくのりりっくのぼうよみですが、それ以外の彼の一面もチェックしてみてはいかがでしょうか?
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