いきものがかり「じょいふる」
「YELL/じょいふる」は、いきものがかりの15作目のシングル
「じょいふる」は、いきものがかりの15作目のマキシシングル「YELL/じょいふる」に収録されています。2009年9月23日にエピックレコードジャパンから発売されました。
江崎グリコ「ポッキー」CMソングとして、かなりTVでも放送されていましたので、曲を知っている人も多い、聴いた人が元気になるアップテンポな楽曲です。
ライブやテレビ出演時によく演奏される曲でもあり、その場で聴く人を全部巻き込んで、思わず踊りだしてしまうような楽しいナンバーです。
また、興味深い擬音が歌詞のあちこちにあるので、カラオケなどでその部分をどんな感じで表見するかで、人々が夢中になったというところもヒットの要因であるようです。
また、とてもアップテンポな曲ですので、太鼓の達人など、いきものがかりとしては、最も音楽体感ゲームでの採用が多い曲となっています。
「YELL/じょいふる」のランキングはオリコンチャートでは最高2位を獲得し、2009年の年間66位、オリコンチャート登場回数は45回です。
「じょいふる」の歌詞を読み解く
「じょいふる」はとてもアップテンポな元気になる曲です。その歌詞はどのような内容なのでしょうか?
作者の水野良樹(ギター・コーラス)は、まだ言葉を覚えてない幼い子や赤ちゃんでも、思わず口ずさめる歌となるように意識したそうです。
メンバーにこの曲のデモを聞かせたときには、あまりの「はっちゃけ」ぶりに、全員無言になったそうです。本当にやるのか、これ、と。
キミノコエヲキカセテ
キミノコエヲキカセテ
サア ボウケンシテミナイ
タノシイコトハジメヨウ
出典: じょいふる/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
曲の冒頭は、 冒険に行こう、楽しいことはじめよう、 と呼びかけます。そして不思議な掛け声「とぅ たいっ! たいっ! たいっ!」
いきものがかりの歌詞の中には、この擬音が多く、ついつい聞いた人は覚えてしまうのですよね。
からだも、思わず動き出してしまうような、不思議な魔法の「音」たちです。
そして「あい わな(I wanna)」でちょっとブレイク。続けて「JOYとJOYと・・・」のサビへ。JOYとJOYとの部分は、これだけでも口ずさんでしまいます。ヒットチューンの定番ともいえる、連呼で思わず覚えてしまうサビですね。
曲のあちこちに入る、「ぱぴぷぺぽバブぅ~」や「イエいっ!」や「どぅ」などの掛け声(音?)で、ますます楽しくのってしまうポップチューンです。
ドキドキしちゃうのナンでだろ ズキズキしちゃうのナンでだろ
ドキドキしちゃうのナンでだろ
ズキズキしちゃうのナンでだろ
出典: じょいふる/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
ドキドキする、ズキズキする、何に胸をときめかせているんだろ、でも楽しくてたまらない。そんな時間も、いつか終わってしまうんだよね、でも、いまこの時を楽しんで。
いきものがかりの楽曲は、聴いているものを元気にさせてくれるものが多いですが、その中でも特に「じょいふる」は、理屈無しでノリノリにさせてくれる曲です。
はじけてるんじゃない? イッツ ジョイふる
JOY と JOY と JOY と HAPPYなSayイェー
君の心はそうもっと Do Do
僕の心もそういっそ Good Good
はじけてるんじゃない? イッツジョイふる
ぱぴぷぺぽバブぅ〜 JOY
出典: じょいふる/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
ここまで、ノリノリできたけど、まだはじけきってないんじゃない? 「じょいふる」な時間なんだから、思いっきりはじけていいんだよ。
歌詞の冒頭から、アゲアゲできましたが、まだもっとはじけていいんだよっとさらに気持ちをアップしています。
大人になると、つい格好をつけて、はじけきることができなくなってしまいます。
でも、一度はじけると、今まで体を縛り付けていた「常識」のような「理性」の鎖も同時に砕け散って、本当の自分を発散することができるのかもしれません。
そんなきっかけを作ってくれる曲なんです。