おばあさまが亡くなって10年目を迎えます。おじいさまが亡くなって9年になります。 私には、4つ違いの弟がいます。

私の家は、祖父母・両親の6人家族でした。父が、単身赴任で母もおじいさまも仕事で忙しく、昼間はおばあさまに育てられました。 しつけにはとても厳しいところもありましたが、優しさがしみ込んだようなおばあさまでした。 猫が、5匹もいたのですが、一番年の多い「ミーちゃん」には、歯が悪いということで「高級かまぼこ」だけを食べさせていたのが印象的でした。

健康で、病院嫌いのおばあさまが、おなかの痛みで入院して、3ヵ月で突然亡くなりました。 弟は、死が受け止められず、眠っているようなおばあさまに「起きて!」としがみついていました。

その1年後、おじいさまが夕食後横になって、翌日母が朝食に起こしに行ったときには亡くなっていました。 この歌詞の、最初の文章で、当時のことが思い出され、締め付けられるような当時の悲しみが甦ってきました。

おばあさまの時も、おじいさまの時も「今後は、きっといい子になります。」と誓ったのに、今も教えを実践できていません。

人間には、「生があれば、死がある」と頭で分かっていても、少しの実感もないのです。

② 「不満」

何もかも思い通りになったとしても
すぐ次の不満を探してしまうだろう
決して満たされない 誰かが傷付いても

出典: https://www.uta-net.com/song/15631/

人は、何故満足が持続しないのでしょうか?

母は、決して子供を甘やかしませんでした。 何か欲しくなるといつも「お父さんに話して、了解を取ってからね。」が口癖でした。

それでも、欲しがると直接お父さんに頼みなさいと言われます。

父が在宅していたある日、弟と二人、帰宅した父の部屋に行きました。結局、二人とも何も言えず、戻ってきました。

でも、実は父は、意外と甘く、母から聞いたらほとんどOKだったのを思い出します。

満たされた満足は持続せず、次の不満足を感じてしまうのです。 これは、人間関係も恋愛も一緒でした。しかし、失恋や別れが突然訪れたとき、失った大きさに苦しんできました。 大切な人であればあるほど、別れた喪失感で立ち直れないほどの悲しみや苦しみに襲われてしまいます。 出会ったものは、必ず別れがあることの根本が生と死なのだと思いました。

死も生の延長上にあるとすれば、どちらも「尊厳性」があると思います。

③ 「夢」

いつでも微笑みを
そんな歌が昔あったような
今こそ その歌を
僕達は歌うべきじゃないかなぁ

出典: https://www.uta-net.com/song/15631/

人生のどんな悲劇に出会っても、そんな時こそ、人はみんな色々な体験をして、悲しみを乗り越え、大切なものを見つめ直してきたことを知るのですね。

それを乗り越えた力は、「人は夢を描く」ことから出て来たのですね。

「もっと素晴らしい人生を生きよう!」「もっと強い自分になろう!」「最も、大切なものは 愛だったことを噛みしめて生きよう!」

昔あった「いつでも夢を」の歌を悲しい時こそ歌おうではないか!

④ 「あきらめない」

いつでも微笑みを
そんな歌を共に歌ってみるんだ
悲劇の真ん中じゃ その歌は
意味をなくしてしまうかなぁ

出典: https://www.uta-net.com/song/15631/

私たちは、夢を失っても、もう一度夢を見る自由まで失ってはいない!

「大切なものを失っても、もっとも大切な自分は残っている。生きている。」

 その大切な自分の心をこれ以上悲しませないで!自分の心を喜ばせるために、今こそ自分の夢をもう一度人生に掲げよう!

⑤ 「いつでも微笑みを」

もし僕がこの世から巣立って逝っても
君の中で僕は生き続けるだろう
そう思えば何とか やっていけそうだよ

そう だからいつも いつでも微笑(えみ)を いつでも微笑を
いつでも微笑を

出典: https://www.uta-net.com/song/15631/

おばあさまもおじいさまも、私の心の中で、あの日のままに生きています。 私たちも、いつか死を迎えても大切な人の心に残り続けるでしょう。

「心臓は止まっても、この心は、このあなたへの愛はどうやって死ぬのでしょうか?」

 私たちは、生き続け、苦難を体験として素晴らしい未来を創っていけばいいのですね。

人生を生きる決意をしていく中で、「いつでも微笑みを」忘れないで生きて行こうと思います。

まとめ

いかがでしたか?

人生は、課題の連続ですね。 人生から、我々一人一人が人生をどう生きるかを問われているのだと思います。

人生に夢を持って生きる決意をしていく中で、「いつでも微笑みを」の世界にたどり着くことができることを知りました。

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