完全ギブアップかと思われた男性ですが、どっこい恋の炎は消えていなかったようです。
必ずやいつの日か、「降参です」と言わせたい。
だから、今しばらく時間をください。
こちらも炎が再び燃え盛るまでエネルギー補充します。
それが終わったら、また女性の前に現れて愛の告白をするつもり。
その時こそ、完全に彼女のすべてをもらい受ける。身も心も全てを。
女性が心から、男性に身を委ねる日を心待ちにすることにしました。
この後、歌詞はサビの部分を歌い上げて終わっていきます。
その後、男性が女性をこちらに振り向かせたのかの描写はありません。
しかし、必ずや思いが成就できる展開を予感させる気分にさせてくれる盛り上がり感で曲は終了していくのです。
恋の炎に不可能はないのか?
けんもほろろだから恋は燃え上がる
「炎」という楽曲は、男性が恋の成就を成しえたのか分からない展開で終わります。
この楽曲に登場する女性は、一筋縄ではいかない手強さを感じさせる女性でした。
そんな女性に一目惚れした男性が罪なのかどうかは触れていません。
ハッキリいえるのは、恋というものは障害が大きければ大きいほど燃え上がるということです。
歌詞中に登場する女性の心中を押し図る描写はありません。
けんもほろろで、まるで男性からの誘いを受け付けない冷たい女性としてのみ描かれています。
しかし、主人公の男性は女性の心の奥に潜む救いの声を聞いていたのかもしれません。
「誰か私を氷の棺から救い出して」という心の声を、です。
恋の成就を期待したい
決してハッピーエンドの形で終わらなかったこの楽曲ですが、大いなる期待感を残してくれました。
それは男性のエネルギッシュな女性を思う情熱があったからです。
男性は、目の前が真っ暗になるような宣告を女性からされたはず。
それでも、ひるまずに時を待とうとしているのです。
もしかしたら、曲に登場する女性は男性からの次のアタックを待ちわびているかも分かりません。
恋の行方は当人同士にも分かりません。だから、男性は熱くなれるのです。
男性の、起死回生の一手で、女性の心を氷の棺から救い出してほしいですね。
恋の熱き情熱を歌った歌はこの他にもまだまだたくさんありますよ。
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