DESTINY/KinKi Kidsには３バージョンある？！二人が歌う運命とは！？歌詞の意味を解釈！

と、ここでラブソングの側面が出てきますね。

「キミ」がいることで、いつも流れている時間が特別に思える。

それがあまりに心地よいと、もうずっと前から寄り添っていたような錯覚に陥ることがある…というところですかね。

ラブソングではなく相棒の関係に置き換えるとすると、二人の関係に重なるような気もしてなかなか面白いですねぇ。

アニメの世界観でもある「時間」の概念を、こんなにカッコよく取り入れて昇華しているのは歌い手も書き手もサスガの一言。

歌う人によっては、アニメソングらしい底抜けのポジティブさを表現することもできそうな歌詞です。

が、あまり明るく歌いすぎると、逆に内容が薄っぺらくなってしまいそうな繊細さも見えますよね。

そこにKinKi Kids特有の「重さ」が加わると面白い。

「色々なことが起こるかもしれないけれど、強い意志、気持ちで未来へ向かう」という、覚悟のようなエッセンスが加わって、キーワードの「運命」にぐっと深みが加わります。

こうなると「一生、離さない」のパンチ力も上がってくるわけです。ちなみに二番は「一生」が別の言葉に変化します。このパンチ力も相当なので是非チェックを。KOされますよ…

今までリリースされた全楽曲のシングルジャケットが載っています。これは大変だ。飽きない。

ちなみにSatomiさんの歌詞にグッと来た方は、シングル「SNOW! SNOW! SNOW!」のカップリング「雪白の月」もオススメ。

カップリングながら、ファン投票で全楽曲の中から３位に食い込んだ超ダークホース。これでもかってぐらい切ない名曲です。