ロクベル（HoneyWorks feat.IA）は〇〇のお話！？涙腺崩壊の歌詞の意味を解説！

日中を家で過ごす時はママとのんびりしているようです。

頭を撫でられても嬉しくないと思うのは、猫がある程度の歳であることを示しています。

しかし、お菓子は欲しいと言っているので、ツンデレ的な猫らしい性格も合わせ持っているのでしょう。

お昼寝するママの隣で同じように寝ていた猫に、突然の出来事が起こります。

悪夢を見て目を覚ました猫の隣で、ママは熱を出して寝込んでいるのです。

一生懸命呼び起こそうと頑張りますが、声が届くことがないくらい具合が悪い様子。

助けを求めるために外へ飛び出しますが、どんなに一生懸命鳴いても、鳴いているのは猫なのです。

人を呼び止めて助けを求めることはできません。

そうしている内にパパが帰宅します。そして近くに寄ってきた手を振り払うのです。

もしかすると、猫をかわいがっていたのはママだけだったのかもしれません。

冷たい目を向けてくるパパは猫のことを役立たずと思っている可能性もあります。

そして猫は行動を起こします。

住み慣れた町、そして家さえも捨てて新しい町へと走り去ります。

新しい景色も、胸の痛みにも蓋をして、新しい町で暮らすことを決めます。

MVでは水たまりに映る泣いている自分を見ています。

本当は自分のことを猫だとわかっていたのかもしれません。

飼い主の役に立ちたいと町や学校へ繰り出して、知識や経験を積んでいたのかもしれません。

それでも飼い主は愛をくれることはありませんでした。

新しい町で、猫は1人で遊んでいる少女を見つけます。

猫は少女に問いかけますが、恐らく少女は何を言っているかはわかっていないでしょう。

それでも近づいてくる猫の手を取って、ギュッと繋いでくれます。

誰からも手を繋いでもらえなかった猫は、手の温かさに涙を流します。

本当は傷ついていたのに、胸の痛みには蓋をして、何事もなかったかのように振る舞っていただけなのです。

少女の手の温かさと優しさに、猫はこの少女と生きていくことを決めます。

ずっと憧れていた並んで歩くことが、ようやく実現できた瞬間です。

A post shared by いとにゃ (@itonya0v0) on Apr 28, 2016 at 9:40am PDT

「ロクベル」はクリスマスにぴったりな綺麗で美しい音色、そして優しい歌声が特徴の曲です。

しかし、明るい曲調とは裏腹に、ストーリーは切なく涙を誘うものになっています。

真っ直ぐで素直な猫の気持ちを思うと、涙腺崩壊してしまうのもわかります。

歌詞はMVを見ながらの方が、よりわかりやすく解釈できます。

是非MVと歌詞を照らし合わせながら、「ロクベル」の世界を楽しんでください。