歌い出しから投げかけられる“ずっとそばにいて” がジンときます。目の前にいる君はこの後を共に過ごすことを決めた人ですね。
長い時間を共にすることなんか想像もできなかった、初めて会った日。
時を経て向けてくれた笑顔は、今この時まで目に焼き付いて、心を温かくしてくれます。忘れられない笑顔があることで、悩みも迷いも乗り越えられました。
門出の涙を忘れないで!
いつからか二人肩を並べ
時の流れ 忘れゆく中で
このままでいたい 気持ちだけ
何を残すのか? 残るのか?
だが時は止まらず 明日へ急ぐ
なぜ足早に 変わる空色
昨日よりも 少しでも君と
ただ居たいだけ 夢見たいだけ
出典: そばにいて/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
いつまで続くの? と悲しい祈り
いつまで綴る? 続く苦痛
揺れる想い 夜の闇くぐる
出典: そばにいて/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
「そばにいて」はケツメイシが歌う結婚式ソングの隠し玉的存在です。歌詞全体を見ると決して今日を迎えるまでスムーズでは無かった“悲しい・苦痛・闇”などのワードも出てきます。
乗り越えた結果“少しでも君とただ居たいだけ”を実感することができたのですね。結婚式は新しい人生の始まりの日です。
門出の二人を送る涙は幸せな色で輝いているはず。長続きのコツはこの日流した涙を忘れないことかもしれません。
夏と思い出を詰め込みました!
長いようで短い夏。梅雨明けから真夏そして気が付けばもう秋が近づく晩夏。この上中下旬3つの期間を網羅したフルサマーソングを3位に選びました。
第3位 夏の思い出
夏の連休 早めから計画立て 正確な集合時間
時間にルーズな自称「遊び人」遊びならダラダラせず 朝から
点呼は完了 天気は良好 向かう先 夏ならではの旅行
山 川 よりやっぱ海 男女混合で最高にGroov‘inな 音楽かけ
出典: 夏の思い出/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
夏の連休は海の日ですね。海の日に海に行かないなんてもったいない。海の日が晴天だといい夏にできる予感がします。
遊びに行く予定がある日は早起きができるのは遊び人だから、なんて言わないで下さい。やる気に溢れる人と言い換えましょう。
点呼は手を上げ声を出して「ハイ」と返事をして下さいね。海沿いの道は渋滞もあるけれど、ノリノリな音楽を聴きながら向かえば、目的地まではあっという間です。
夏は涙より汗が流れる?
夏の思い出 手をつないで 歩いた海岸線
車へ乗り込んで 向かったあの夏の日
なんて思い出して 感じるこの季節が
来るたび思い出してる 思い出せる
終わりはかない 夏は待たない
だが夏へのこの思いはやまない
辛すぎる暑さ 思い出すはずさ
遥か いやまた待ったら夏だ
夏から秋って だったら何?
夏物語りを待つものばかり
思い出せる? 思いかげる間もなく
俺らまた夏に会える
出典: 夏の思い出/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ
夏→海→手つなぎ→歩くという絵にかいたような夏のバカンス。でも気が付けば、はしゃいだ夏は思い出の中の出来事です。
汗と一緒に塩分濃度が高めの涙が少しだけ流れました。
すでに思い出になった夏ですが、輝きは失っていません。それ位この夏はキラキラとした時間が続いたのでしょう。
春の来ない冬が無いように、秋の来ない夏もありません。秋は必ずやってきます。今年の夏は終わりましたが、季節が進めばまた夏はやってきます。
夏になればまた輝けることを信じて、通常業務の日々に戻っていきます。
2行で決めた実力派の涙!
泣くという行為は決してネガティブなことではありません。泣きたいから泣いて流す涙、自分を取り戻すための涙なら全勢力を傾けて泣きましょう。
2位は本物の「涙」を選びました。
第2位 涙
2004年4月リリース9枚目のシングル「涙」は2位。リリースから約14年を経過していますが、古さを全く感じさせない、泣くことを許してくれる涙活推奨曲です。
溢れた感情は単純にこぼれる涙 止めずに泣いて枯れるまで
溢れた感情は単純に疲れた君を そっと包んで忘れるため
出典: 涙/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ