GLIM SPANKY【Singin’ Now】歌詞の意味を解釈！なぜステップを踏む？合言葉とは

大声で歌い、リズムをとって。

合言葉で繋がった仲間同士で思いを分かち合う。

そんなロックンロールに身を委ねていれば、何も怖くないという無敵の自信が湧いてきます。

自信を持って輝いている、明るい気持ちに満ちていられる。

そんな時の姿はまさにヒーローなのです。

音を鳴らし、思いを歌に乗せて。

音に合わせてステップを踏む。

そうすれば自然と心が弾み、楽しい気持ちも困難に立ち向かう勇気も湧いてきます。

世の中の情勢は、自分ひとりの力ではどうすることもできません。

けれど歌を歌いステップを踏めば、自分ひとりの心は自由に幸せにすることができます。

毎日を幸せなものにするか、愚痴だらけのつまらないもので終わらせるか。

それは自分自身の気持ち次第でいくらでも変えることができるのです。

「ステップを踏む」のは、そんな自分の毎日を幸せにするための行動。

自分の力で自分の一日を幸せにする、そのためのステップなのです。

2020年上旬は、コロナ禍により多くのものが影響を受けた時期です。

自由に外出もできず、社会には不安が広がり経済的にも多くの人が打撃を受けました。

自分の力だけではどうしようもないことに多くの人が直面しています。

けれど「Singin' Now」からは、そんな時にこそ音楽が力になれるという想いが伝わってきます。

音楽それ自体が病気や経済問題に立ち向かうことはできません。

ですが音楽は人の心を変えることができます。

どこにも出かけられず、家で過ごさなくてはならない毎日。

それでも音楽を聴いて歌詞に今の感情を乗せて叫び、リズムに合わせてステップを踏む。

それだけで楽しい気持ちになることができる。

そんな力を持っているのが音楽であり、ロックンロールなのです。

そして、自分の心が変われば世界の見え方は変わります。

合言葉で好きな歌を歌い、ステップを踏んで今日を楽しむ。

そうすることでつまらない今日を楽しい日に変えることができる。

音楽の力で今日を生き抜いてほしい、そんな力強いメッセージが込められているのです。

パワフルなロック・サウンドが印象的なGLIM SPANKY。

アニメのタイアップからCMやドラマの主題歌、そしてライブと活躍を続けています。

その原動力がVo.松尾レミとGt.亀本寛貴のふたりです。

独特のパワーと強さ、そして繊細な表現力を併せ持った唯一無二の歌声を持つ松尾レミ。

そして確かな技術でロック・サウンドを存分に表現する亀本寛貴のギター。

このふたりについて詳しく迫るなら、まずはこの記事をチェックしてみてください！

「Singin' Now」と同時期に発表された「こんな夜更けは」。

同様にコロナ禍の中発表された一曲は、メンバーがリモートで収録し制作したものでした。

苦しい時代を生き抜く想いを込めたナンバーを徹底解説しています。

また、「警視庁・捜査一課長」とのタイアップ主題歌でも人気のGLIM SPANKY。

「Singin' Now」はタイアップ5作目となりました。

同じくタイアップ主題歌としてリリースされた「All Of Us」はMVが印象的な一作。

信念を持って生きる刑事たちのドラマを彩った一曲を、合わせてチェックしてみてください。