WANIMAの音楽「For you」作詞・作曲を担当するKENTA(松本)の歌詞を読み解く

ではまず初めに、今回紹介するWANIMAの楽曲である「For you」についてお話ししていきます。

「For you」は、数あるWANIMAの曲の中でもライブの最後に演奏できる曲を作りたいという気持ちから作られた曲であると言われています。

また、これから紹介する「For you」の歌詞の中に「優しい歌はいらない」というフレーズがあるのですが、実はこのフレーズは元々「悲しい歌はいらない」だったそう。

というのもこれは、KENTA曰く“優しい歌で伝えるよりも寄り添ってあげることの方が必要なことである”という理由からだとのことです。

そんなアツい歌詞で曲を作り上げるKENTAですが、一体この「For you」の歌詞はどのような意味になっているのでしょうか。

ではまずこちらの歌詞から見ていきましょう。

この歌詞は、思い出を歌にするという意味の込められたフレーズとなっています。

つまり、“君と共に作り上げていく思い出を歌にして君に届けるよ”という意味であるということですね。

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そして次に注目したいのが、こちらのフレーズです。

こちらの歌詞は私たちに対して背中を一押ししてくれるような意味になっているようにも見えます。

これは“辛い毎日の先には必ず喜びがある”ということを歌詞で表現しており、ここの部分での「その声」というのは“歌”のことを指していることがわかりますね。

そして、前述の「窮屈な毎日」という歌詞についてですが、こちらはこの曲中の他の歌詞で実際にどのような毎日なのか描写している表現があります。

このフレーズでは、1週間の間の窮屈な毎日を比喩的表現で歌詞にしているように見えます。

しかし窮屈な毎日を描写しているだけでなく、“そんな窮屈な毎日に悩まされて落ち込まないで”と、ここでも背中を一押しして励ますような意味のフレーズがありますね。