ぼくのりりっくのぼうよみ

動画サイトに楽曲を投稿したことをきっかけに現役高校生としてメジャーデビューしたぼくのりりっくのぼうよみ

愛称"ぼくりり"とファンから親しまれる彼は、インターネット上だけではなく、音楽業界全体から注目される若手アーティストになりました。

母親がEGO-WRAPPIN'MONDO GROSSOを聴いていて幼い時からハイセンスな楽曲に触れていた彼。

若くして花開いています。

2017年11月22日には3rdアルバム『Fruits Decaying』も発売されます。 この3rdアルバムに収録される資生堂アネッサのCMソング「SKY's the limit」をとりあげます。

youtubeで「SKY's the limit」をcheck!

資生堂とのタイアップソングとして話題になったこの曲。

「Sky's the limit」とは限界などないという意味です。

どちらかといえば内省的な印象がある彼が突き抜けたポップさをみせた曲だと思います。

甘いボーカルでいったい何を歌っているのでしょうか? 歌詞を紐解きます。

ぼくのりりっくのぼうよみ『SKY's the limit』歌詞の意味は?話題沸騰CMソングを紹介!の画像

「SKY's the limit」の歌詞を紐解く

Sunrise 光包まれて
Being alive,Being vivid
It'll be better for your life
強く美しく 私が輝く We are beautiful

出典: https://twitter.com/_khr_a/status/857793890266472448

朝日が昇り、光に包まれています。 生きていて、生命力がみなぎっています。

私たちは美しいというメッセージが響きます。

"幸せそう"を 追いかける自分を
華やかだなんて思えなくて
花束が舞う 街の中
この一瞬の私がすべて
逆さなまま息をして
徒花咲かす 枯れないな

出典: https://twitter.com/_khr_a/status/857793890266472448

スマートフォンの画面上で、人のことを幸せそうだなって思ってしまう時がありますよね。

そしてそれをただみているだけの自分は華やかにはとても思えません。

画面越しの世界だけ
愛を 愛を 虚構のままで踊る
"本当は"なんて意味無いよ
太陽浴びて I gotta post my picture

出典: https://twitter.com/_khr_a/status/857793890266472448

そして自分が見ている側にいるだけではなく、見られる側になる。

インターネット上に自分の姿をさらけだしてそういう自分が、現実の自分とは違っても、何が本当かなんてことに意味がないと歌っているのだと思います。

ネット上だけで愛を交わすことはできません。 でもネットの中の自分が本当の自分に近づいていくことはあるかもしれません。

楽しいことばっかりの
人生なんかじゃないけど
じゃあせめて今だけ 彩って夢見せて
季節外れの雪景色 一番きれいな君で笑って

出典: https://twitter.com/_khr_a/status/857793890266472448

せめて今、この青春の日々を彩って、夢をみて、楽しく生きる。

そういう今の10代、20代の虚構と現実の狭間の輝きが描き出されているのでしょうか?

でもそういうきらめきがいつか本当の輝きに変わることはあると思います。

ぼくのりりっくのぼうよみヒストリー

ぼくのりりっくのぼうよみは、最初、紫外線というアカウント名でニコニコ動画にラップを投稿していたそうです。

現在の名前は2012年ごろから、自分のラップが棒読みだったことが由来だそうです。

中学生の頃からインターネット上で活動していたのです。

そんな彼が高校2年生の時、10代向けオーディション「閃光ライオット」に応募し、ファイナリスト10組に選出され高評価を得ました。 そして2015年にメジャーデビューしました。

凄いですよね。

彼自身が現在の成功をインターネットでつかんでいます。

そう考えると多くの女性がネット上で飾った自分の写真をポストする行為を肯定する気持ちは自然なのかもしれませんね。

インターネットはもうしっかりと新しい現実を生み出す場所なのでしょう。

1stアルバム「hellow world」

youtubeで話題をよんだ「sub/objective」などクオリティの高い楽曲とうまいリリックに唸らされるデビューアルバムです。