このフレーズはこれからオリンピックへ向かう選手だけじゃなく、夢に向かって頑張っている人の心に響きます。

一生懸命夢に向かう人は本当にギリギリのところで踏みとどまって夢をつかみ取ろうとしているんですよね。

「何度も何度もあきらめかけた」と「何度も」が2回繰り返されることで悔しくて苦しくて、それでもあきらめきれない夢という感情が伝わってきます。

いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと

出典: 栄光の架橋/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

悔しい日々苦しい日々を乗り越えてここまで辿り着いたのだから、迷わないでいいゆずからストレートなエールが送られてきます。

あともう少しで栄光を手にする場所まで来ているんだと、努力したことを認め背中を後押ししてくれますね。

ゆず「栄光の架橋」NHKオリンピックに起用され再生動画回数はどのくらい?歌詞情報あり♪の画像

2番

悔しくて眠れなかった夜があった
恐くて震えていた夜があった
もう駄目だと全てが嫌になって逃げ出そうとした時も
想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いて来た

出典: 栄光の架橋/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

2番も再び過去の思い出を語ります。共感できる情景を歌詞に書けるのは北川悠仁さんが実際に感じたことだからでしょう。

ゆずは路上ライブからスタートしました。路上ライブ最後の日には7500人のファンが集まるという伝説もある今や日本を代表するアーティストになりましたが、その分岐点で失敗したらどうしようと震えていた夜や悔しい思いをした日があったわけですね。

でも、つらい思い出もちゃんと想い出せば支えてくれた人がいたことに気付きます。

悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある
さあ行こう 振り返らず走り出せばいい
希望に満ちた空へ…

出典: 栄光の架橋/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

今までの苦しみはこの時のためにあったと曲の盛り上がりとともに高らかに歌い出します。2人のハーモニーが力強く響きますね。

ゆず「栄光の架橋」NHKオリンピックに起用され再生動画回数はどのくらい?歌詞情報あり♪の画像

誰にも見せない泪があった
人知れず流した泪があった

いくつもの日々を越えて
辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと…
終わらないその旅へと
君の心へ続く架橋へと…

出典: 栄光の架橋/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

この曲はオリンピックのテーマソングとして作られていますが「勝ちにいけ」というような勝負にこだわる思いはありません。

「自分の努力してきた道を信じて胸を張って戦ってほしい」と勝負に挑む心にエールを送っているように感じました。

それもそのはず、この曲は負けた人のために作られた曲だからです。北川悠仁さんは曲を作る時に「敗者が聞いた時にもう一度立ち上がれる歌がいい」との思いを込めたそうです。

勝つことができなくて悔しい思いをしている人にここで旅は終わらないと「まだ次がある」と応援してくれているんですね。

まとめ

ゆず「栄光の架橋」NHKオリンピックに起用され再生動画回数はどのくらい?歌詞情報あり♪の画像

いかがでしたか?

この曲に勇気づけられた人は多いと思います。

アテネオリンピックで2連覇を逃しメダルも逃してしまった柔道の井上康生選手も「栄光の架橋」に救われたと公言しています。

私たちの心にも選手の心に響く素晴らしい名曲です。

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