出会えた事 山も谷も
普通の日々ありがとう
これからも僕たちらしく
生きていけるように
日が暮れて朝になって
空があって月が出て
同じ星の上で
同じ時間を生きる奇跡感じて

出典: ありがとう/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

こちらはサビの歌詞です。

夜には空に月が出て、夜が明ければ太陽が昇る。

それは私たちにとって当たり前ですが、同時に大きな奇跡でもあるのをご存知ですか?

今の所、地球以外に生命体の存在する星は発見されていません。

太陽系の位置関係や地球自体の大きさ、自転のスピードなどの様々な条件が奇跡的に合致して、地球は生命のあふれる星になりました。

奇跡の星・地球の上で、さらに同じ時代に生まれ、出会うことのできた私たち。

実は、私たちが今過ごしている「普通の日々」は、奇跡に溢れた毎日だったんです。

そんな「普通の日々」を送れることに感謝して、毎日を過ごしていきたいですね。

③人は"不安な動物"

愛する人がどんどん増えてく
でもいつか減ってしまうのかな 人生

それじゃ寂しいな
愛する人に愛されてるかな
Ah 愛してるのに愛されてるかな

不安な動物

出典: ありがとう/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

今、周りにたくさんの「愛する人」という宝物を抱えていることに気が付きました。

だけど人は生きている限り、いろいろな形でお別れをします。

この先、私たちの周りから「愛する人」はいなくなってしまうのでしょうか。

それはとてもつらく寂しい想像です。

そもそも、こちらは精一杯愛しているけれど、相手はこちらを愛してくれているのでしょうか。

幸せなはずなのについ不安になってしまう「不安な動物」とは、まさに私たち"人"のことのようですね。

④「愛する人」を幸せにしたいという気持ち

わがままでごめんなさい
許してくれてありがとう
君の幸せのお手伝いを
僕はしたいよ
春を待って夏がきて
秋が去って冬になって
季節が一つ巡るたびに
重なるハーモニー乗せて

出典: ありがとう/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

不安になったり安心したり…ということを繰り返して、人は少しずつ信頼関係を築いていきます。

その過程では、わがままを言ってお互いを困らせてしまうこともあったでしょう。

それでもお互いに許し、許されることで、強い関係を築き上げることができました。

巡る季節と重なる年月の中で、一緒にハーモニーを奏でるようにして人生を過ごすことができたら、素敵ですよね。

「愛する人」を幸せにしたい、という気持ちがにじみ出てくる歌詞です。

⑤人同士の繋がりが"人"を"人間"にする

誰の為の命だ
人と人の間に生まれて
人はきっとみんな人間になるんだ
そうだろう 繋がっているから

出典: ありがとう/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

勘違いしたり不安になったりして生きていく「人」。

"人と人との繋がり"を肌で感じる事で「人」はヒト科の動物から、1歩ステップアップした「人間」へと進化するのではないでしょうか。

「人間」とは"人"と"人"の"間"で育っていく生き物なのです。

そして、たくさんの"小さな幸せ"を発見して『ありがとう』という気持ちを抱くことができるのが、進化を遂げた「人間」なのではないか、と私は感じます。

⑥『ありがとう』と言える毎日が宝物

出会えた事 全ての日々
素直に今ありがとう
これからも僕たちらしく
生きていけるように
日が暮れて朝になって
空があって月が出て
同じ星の上で
同じ時間に出会った事が奇跡

愛する人がどんどん増えてく
それって素敵な事ね きっと人生
宝物なんだ

出典: ありがとう/作詞:藤巻亮太 作曲:藤巻亮太

人は身近にあるほんの些細な出来事にも大きな奇跡を感じ、『ありがとう』と言うことのできる人間に成長することができます。

人生の中では躓いたり、勘違いしたり、不安になったり、わがままを言ってしまったりすることがたくさんあります。

だけど"人と人との繋がり"を知って"小さな幸せ"に『ありがとう』と言えるようになった今、私たちの過ごす毎日は「宝物」に囲まれているように見えてくるのです。

まとめ