飴玉の唄【BUMP OF CHICKEN】の飴玉が意味するものとは？！歌詞を徹底解釈！コード譜あり♪

相手に伝えたいと思えば思うほど、言葉では伝えきれないと感じることはあるでしょう。

違う生き物である人と人とわかり合うためには、時間が必要です。

そして、一緒にいたいと思える人であれば、言葉のない沈黙も大切な会話になります。

相手が自分を大切に思っていることは、仕草や表情などからも感じられるものです。

誰かはわからないけれど、遠いどこかにわかり合える人がいると感じていたのではないでしょうか。

あるいは、自分の運命を決めている神様の存在を信じていたのかもしれません。

その先の見えない1秒を紡いできたからこそ、「君」と一緒に生きることができるのです。

そして、今はその死ぬことのない神様よりも、目の前で苦しそうにせきをする「君」の命の方が大切だと感じています。

「君」のことを信じたので、裏切られることはありません。しかし、「君」の命の大切さを実感した今は消えてしまうことが怖くなったのです。

怖いと感じることを考え始めると止まらなくなることはあるでしょう。考えすぎてしまい、そんなことになるならすべてを忘れてしまいたいと思うかもしれません。

しかし、やっと出会えた大切な人を忘れてしまうことはできないですよね。

触れることも見ることもできない神様だったら良いのにと考えますが、それは「君」らしい「君」ではありません。

頭の中が散らかってしまい、自分でもよくわからなくなっているのではないでしょうか。そんな時に飴玉を食べた君が笑うのです。

神様に勝つことはできなくても、決して負けることはないと誓っています。

いつかは消えてしまう「君」の最期が来た時には笑おうと決めたのです。

自分が信じた「君」は、何光年も遠くから届けた飴玉を食べて笑いました。その「君」の笑顔は、死ぬことのない神様よりもずっと信じられるものでしょう。

『飴玉の唄』を自分でも弾いてみたいという方のためにコード譜と進行について紹介します。

keyは「G」でAメロ-Bメロ-サビでG-d-G#mとベースの音が変わる面白い曲です。Ⅰ→Ⅴへの転調から、Aの半音上のA#mに上がります。

スケールの大きさを感じるサビにはこのような秘密があるんですね。メロディとサビにメリハリをつけて弾くと雰囲気が出ると思います。

コードも多いですが歌も難しいので歌詞の意味を感じながら、じっくり練習してみてください。

A post shared by BUMP OF CHICKEN Official Insta (@bumpofchickenofficial) on Sep 30, 2017 at 9:44pm PDT

今回は、BUMP OF CHICKENの『飴玉の唄』について紹介しました。

飴玉に込められた深い意味や「信じる」ことがキーワードとなった歌詞など、聴きどころが多い曲です。

この記事を読んでBUMP OF CHICKENに興味を持った方は、最新情報もぜひチェックしてみてください。

最期に、公式サイトとCMソングにもなったおすすめの曲である「リボン」の動画を下記で紹介します。