終わりの見えない夜
終わりの見えない夜にいつも僕たちは
クダラナイ小さな嘘に踊らされてるんだ
どこでも行けると信じた夜に僕たちは
泡色の車に乗って 空泳ぐクジラに願うんだ
夢が覚めるまではきっと
終わらない夜を願うんだ
出典: サーカス/作詞:林萌々子 作曲:林萌々子
「終わりの見えない夜」とは、どのように別れれば良いかわからない夜という意味でしょう。
「小さな嘘」とは、「恋人を連れ去る」というようなやさしいロマンチックな嘘だと思います。
2人で「どこでも行ける」と信じられた夜は、現実にはない泡色の車に乗ることもできるのです。
「泡色」は、シャボン玉のような七色に輝く不思議な色だと思います。
「空泳ぐクジラ」もファンタジーな雰囲気があり、とてもユーモラスです。
たとえこの素敵な時間が終わると知っていても、今の夢のような時間が終わるまでは「終わらない夜」を願っています。
『サーカス』というタイトルに込められた想い
サーカスは、さまざな芸を楽しめるショーですよね。
歌詞の内容と言葉の意味を照らし合わせて、『サーカス』というタイトルについて考えてみました。
色彩豊かな表現はサーカスのイメージにぴったりです。しかし、モノトーンが多いので寂しさも感じさせます。
また、恋人と夢のような時間を過ごして「終わらない夜」を願っている様子を月が見ているのです。それは、まるでショーのようではないでしょうか。
サーカスのように、現実感のない夢のような時間という意味もあるでしょう。
以上のように、『サーカス』というタイトルには深い想いが込められています。
コード譜はこちら
Hump Backの『サーカス』のコードは、KeyがCのシンプルな進行です。
下記に、基本となるコードをざっくりと表記しました。
これを参考していただき、音源を聴きながら『サーカス』を練習してみてくださいね。
C D Bm Em
グランドに落ちていたパズルと 今にも消えそうな太陽と
C D Bm Em
ラクガキ帳いっぱいの青色 帰り道の公園サビたブランコ
出典: サーカス/作詞:林萌々子 作曲:林萌々子
C Bm
終わりの見えない夜にいつも僕たちは
Em Bm G
クダラナイ小さな嘘に踊らされてるんだ
C Bm Em
どこでも行けると信じた夜に僕たちは
C D C D G
泡色の車に乗って 空泳ぐクジラに願うんだ
出典: サーカス/作詞:林萌々子 作曲:林萌々子
まとめ
今回は要注目のガールズバンドであるHump Backの『サーカス』について紹介しました。
この曲は、エモーショナルなサビや切なくてロマンチックな歌詞が胸を締めつける名曲です。
2018年に本格的なブレイクが予想されるHump Backの今後の活躍から目が離せません。
WELL BUCKET RECORDS所属 Hump Back OFFICIAL WEB SITE Hump Back (ハンプバック) 2009年に高校の軽音楽部より結成された大阪出身の3ピースガールズバンド。
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