2番Aメロ
Dadd9 C#m7-5 F#aug F#
綺麗なものを見つけると
Bm A Gadd9
あなたにも見せたくて
A/G F#m
すぐに写真撮る癖が
Bm Em7 Em7/A D
まだ今も消えないまま
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
きれいなものやおもしろいものは「見て見て!」と恋人と共有したくなりますよね。
付き合っている間は当たり前なそんなやりとりも、別れてしまえばぱったりとなくなるもの。
わかっていながらも、ついつい写真を撮ってしまうという切なさが描かれています。
「あ、別れたんだった……」と気づくのは、たいてい写真を撮った後。誰に見せるでもないのに、写真だけがどんどん溜まっていきます。
2番Bメロ
G A/G F#m Bm
歩き方やしゃべり方を真似して
Em7 A D
バス停まで歩いた帰り道
G A/G F#m Bm
小さなことですねたり怒ったりごめんね
Em7 Em7/A
もっと素直になれたら良かった
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
彼氏と過ごした日々を思い出して、懐かしむというよりも後悔してしまいます。
恋人との付き合いが長くなればなるほど、気持ちを素直に表現できないもの。
楽しいときは楽しい、嬉しいときは嬉しいともっと口にすれば良かったと自分を責めてしまうのは、別れてしまったときのあるあるですよね。
しかし、いくらタラレバを言っても元の関係に戻れるわけではありません。
2番サビ
A D A
あなたの横顔 あなたの口癖
Bm D G
悔しいほど好きなままだから
Em7 A F# Bm
これ以上遠くに行かないで
Em7 A
もう見るだけでもかまわない
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
長い間見続けていた横顔も、聴きなれていた口癖も、別れたからといって嫌いになんてなれません。
未練があればなおさら、もう一度顔を見たい、声を聞きたいと思ってしまうのは当たり前ですよね。
少し離れたところから見つめるだけでもいいから、せめてそれ以上遠くには行かないでほしい。そんな切ない願いが歌われています。
D A
友達でいいから 特別じゃなくていいから
Bm D G
あなたの前では泣いたりしないから
Em7 A F# Bm
だからもう逢えないなんて
Em7 Em7/A Bm7
言わないで お願い
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
わがままは何も言わないから、とにかく側にいさせてほしい。そんな思いも、彼氏にとってはもうわがままにしか感じないのでしょう。
特別扱いしなくていいとは言っても、きっと近くにいたら彼女として扱ってほしくなってしまうのは目に見えていますね。
そして、自分自身もさらに傷つくことになってしまうでしょう。
D A
あなたは友達 今日から友達
Bm D G
そう自分に言い聞かせてみるよ
Em7 A F# Bm
あなたが笑顔になる場所は
Em7 Em7/A
もう二人では行けない場所
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
別れた事実をしっかりと受け止めるには、自分にそう言い聞かせるしかないのです。相手の幸せを願うなら、自分では力不足だと。
他の誰かの隣で笑う相手を想像するととても辛いですが、それが相手の選んだ道だとしたらもうどうしようもないのです。
だとすれば、友達に戻って友達として接するのが、自分にとっても一番の幸せでしょう。
D A
桜並木を歩いて 海辺で花火見上げて
Bm D G
枯葉散る時も 真っ白な雪の日も
Em7 A F# Bm
いつもあなたがいてくれた
Em7 A
それだけは忘れたくないよ
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
春夏秋冬、どの季節にも彼氏と過ごした思い出がたくさん。別れたからといって、その思い出が消えるわけではありません。
前に進むためにも、彼氏という存在がいたこと、二人で楽しい思い出を作ったことはしっかりと覚えておく必要があるのです。
D
名前で呼んだりしないから
A
隣り歩いたりしないから
Bm D G
用事もないのに電話したりしないから
Em7 A F# Bm
だからもうサヨナラなんて
Em7 Em7/A Dadd9
言わないで お願い
出典: 初恋/作詞:奥華子 作曲:奥華子
“さよなら”は、未練ある主人公にとっては絶望の淵に追いやられるような言葉。
友達として側にいることも、遠くから見つめることも許されないのでしょう。
ただ、中途半端に優しさを見せずに突き放すのは、前の恋に縛られずに前を向いてほしいという、相手のせめてもの優しさなのかもしれません。