それでは、Every Little Thingの「きみの て」の歌詞の一部を解釈をつけながらご紹介いたします。
冒頭でもお話ししましたが「きみの て」は、大好きだったヒトと別れてしまったときの切ない恋模様が描かれています。
夏にお別れする時期に、君ともお別れ…?
さっきから 降り続いたままの
秋を誘い連れる雨
見事な程、この僕を 隠すように
出典: きみの て/作詞:持田香織 作曲:HIKARI
「きみの て」の出だしの歌詞です。
夏から秋に変わる時期は、夏にお別れをするように雨がずっと降っているときってありますよね。
この雨は、大好きだったヒトへのお別れも表しているのでしょうか…?
ときどき、雨が自分の切ない気持ちや寂しさを隠してくれているときってありますよね…。
感謝の言葉が言えない…
君に言えたらよかったコトバ
「ありがとう、沢山の日を」
僕はまた
こうして 少しずつ 忘れてしまうのかな
出典: きみの て/作詞:持田香織 作曲:HIKARI
大好きな人と別れてしまう時ってなんだか「ありがとう」のコトバが言えなくなります。
楽しかった時期もあるのに。助けてくれた時期もあるのに。…「ありがとう」って言えない。
別れてから、しばらく経ってしまうと、感謝の気持ちも忘れてしまう!
その前に「ありがとう」と言いたかったという難しい女心が表現されています。
君の優しい手を思い出す
僕へと触れつづけた
その手は やさしかった
何気なく そして 強く
僕は いつも 守られてた
出典: きみの て/作詞:持田香織 作曲:HIKARI
「きみの て」のサビの歌詞です。
付き合っているときは、手をつなぎますよね!
大好きだった相手も優しかった手のぬくもりって、別れてからもしばらく残っていませんか?
何気なく手をつないで守られている時期を思い出すと、少し切ない気持ちになります…。
次への恋に進んでいこう…!
僕へと触れつづけた その手は やさしかった
何気なく そして 強く 僕は いつも 守られてた
まだ降りやまぬ雨は やがて花を咲かすだろう
僕を隠すためじゃなく 僕をもまた 咲かすのだ、と
出典: きみの て/作詞:持田香織 作曲:HIKARI
「きみの て」の最後のサビの歌詞です。
まだまだ、君への想いはあるけれど「やまない雨はない!」という言葉があるように、いつまでも、落ち込んでいるわけにはいきません。
雨に対する気持ちが変わる…!
一日中 降り続いてゆく
秋を誘い連れる雨
出典: きみの て/作詞:持田香織 作曲:HIKARI
「きみの て」の最後の歌詞です。
降り続けている雨は寂しさを隠してくれていてくれたけど、また新しい恋に向けて降ってくれていると信じて、次の恋に進んでいこうと意思が伝わってきます。