m-flo LOVESプロジェクト
デビュー、LISAの離脱、そして
m-floのデビューは1998年。翌1999年リリースの「the tripod e.p.」で灯された種火は徐々に大きくなり、2001年リリースの「come again」で大ヒット。
日本のポップシーンを切り開くアーティストとして、プレゼンスを確立しました。
そんな結成当初のm-floは3人体制で活動していました。
VERBAL:ラップ、リリック等を担当。
☆Taku:トラックメイキングを担当。
LISA:ボーカル担当。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/M-flo
が、2002年にはLISAがソロ活動に専念するためm-floを脱退。
以降はVERBALと☆Takuの2人をコアメンバーとして活動することに。
当時のことを、VERBALは出演したテレビで「LISAの存在は大きすぎた」「華がなくなった」と語っていました。
そこで始まったのが「m-flo LOVESプロジェクト」。楽曲ごとに違うヴォーカリストを迎える、フィーチャリング主体の楽曲制作体制を敷くことになったんです。
m-flo LOVESプロジェクト参加アーティスト
安室奈美恵や和田アキ子、坂本龍一、BoA、Crystal Kay、MINMI、CRAZY KEN BAND、AIなどなど…
そうそうたる、ものすごく豪華な顔ぶれがあるかと思いきや。
当時の知名度はそれほど高くない、でも光るものがある、いわば「実力のある」アーティストも積極的に起用。
そんな「m-flo LOVESプロジェクト」の中でも人気の高い楽曲のひとつが「Summer Time Love」。
とびっきりのサマーチューン、夏のドライブなんかにはもってこい!
今回は、この楽曲をピックアップします!
Summer Time Love
「Summer Time Love」は2006年にシングルとしてリリースされました。
この楽曲は山本領平と日之内絵美をヴォーカリストに迎えて制作されています。
山本領平
山本領平は2003年にデビューしたシンガーソングライター。
透明感のあるシルキーな歌声が持ち味で、それがとてもセクシー!
あのスティービー・ワンダーの元でヴォーカリストとしての修業を積んだ経歴もあり、実力はまさに折り紙付きと言えるでしょう。
2013年頃まではヴォーカリストとしての活動があったようですが、現在は作詞・作曲活動が中心となっているようです。
NEWSやKis-My-Ft2といったジャニーズ系のグループに楽曲提供を行っています。
日之内エミ
「Summer Time Love」には日之内絵美名義で参加。現在は改名して、日之内エミ名義で活動しています。
かつて☆Taku主催のオーディションで見事に勝ち残り、2002年にヴォーカリストとしてデビュー。☆Takuから抜群の評価を得ました。
声帯結節に苦しみながらも音源を発表するも、交通事故などもあり、現在までに発表されている音源はシングル8枚、フルアルバム2枚、ミニアルバム1枚。
現在もヴォーカリストとして活動中、ライブや楽曲制作に関わるかたわら、自身でワークショップを開くなど、活動の幅を広げています。