人気アーティストランキングでは常に上位のaikoについて
aikoの表記
aikoはもともとデビュー前から名前をローマ字で表記することを決めていたようですが、現在では使い分けされています。
作詞作曲の際には大文字、アーティストとしての活動の際は小文字を使用しているそう。
大阪で幼少期を過ごしたaikoはすでに小学生のころから歌手になりたいと考えていたとか。
高校生の時には本格的に作曲を始めることになります。
aikoファンは幅広い?
「好きなアーティストは?」という人気ランキングでは必ず上位にその名が出てくるaiko。
知名度もさることながら、aikoにしか出せない女の子らしい可愛らしさやリアリティに惹かれるファンが多いようです。
特にaikoと同世代、またそれより少し下の30代女性にも圧倒的な支持を得ています。
過去には全世代で総合1位を獲得しただけあり、男女世代問わずaikoが大好きな人が多いということがわかります。
aiko流 曲の作りかた
シンガーソングライターと一言でいっても、その曲の作り方は様々です。
思いついたメロディーを組み合わせて音から作り込む人もいれば、詞を並べてから音をはめ込む方法もあります。
aikoの場合は後者の、作詞から入る方法で曲をつくっています。
作詞を重視しているだけあって、赤裸々なくらいの豊かな感情表現はaikoらしい世界観を表しています。
基本的には「あったことを書く」そうで、aikoの経験談が多く盛り込まれた歌詞になっています。
aikoの音楽性
作詞から入る楽曲作りですが、コード進行のベースはジャズだといわれています。
aiko自身、音楽大学で本格的に音楽を学んでおり、音楽にはびっくりするくらいの多くのルールがあることを知ったといいます。
一見自由に音を組み合わせて聞こえるメロディーも、実は音楽の世界のルールに従ったコード進行である場合がほとんどなので、aikoはそこに疑問を感じていたとか。
彼女が曲作りをする際は、できるだけ専門知識を取り入れない自由な音ならびになるよう心がけているそうです。
『戻れない明日』楽曲情報
テレビドラマの主題歌に起用
『戻れない明日』は2010年2月3日にリリースされたaikoの26枚目のシングルです。
また、この楽曲は2010年1月~3月にオンエアされた日本テレビ系のドラマ『曲げられない女』の主題歌としても起用されました。
弁護士を目指して司法試験に9回失敗している主人公を女優・菅野美穂が演じています。
このドラマのタイアップのきっかけは主演の菅野とaikoが同世代だったからだといわれています。
そういえば、二人とも外見のタイプは違えど、サバサバ感がありそうなところとか、共通点が多そうな感じもしますね。
それにしても、よく笑っているイメージの強い菅野美穂ですが、このドラマではほとんど無表情なのがある意味新鮮です。
『戻れない明日』歌詞
戻れない過去
想い出は人を切なくさせる それはあなただけじゃない
心に生まれた影が多い時ほど 涙は出るものなの
細い手首に巻いた大切な赤いひも
願いが叶って切れる日を
あたし気が付くと祈ってた
出典: 戻れない明日/作詞:AIKO 作曲:AIKO
「あなた」との思い出が過去になっていくと、誰でも少しセンチメンタルになるのかもしれません。
でも「あたし」はいつもあなたの願いが叶うことを望んで応援してきたということに気づきます。