「Going South」

Ken Yokoyama【Songs Of The Living Dead】全収録曲を徹底解説!の画像

ここで超レアトラックが登場します。

12曲目の「Going South」2008年にMy Space限定で公開された楽曲です。

重厚な2ビートから一転してスカパンクに転調するくだりが最高に盛り上がるナンバー。

曲名の「South」はギターのMinami Chanのことを意味します。

Minami Chanが元KEMURIの南英紀なのはジャパコアファンの常識ですね。

Ken Yokoyamaでは封印(?)している軽快なカッティングギターがとにかくクール。

健さんがMinami Chanに高速スカギターを弾かせたくて作った曲といっても過言はないでしょう。

「Dead At Budokan」

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And here the Beatles held your hand
And Dylan's times were changing man
And Cheap Trick wanted you to want them too

And J.P.'s turbo lover came
And Ozzy road the crazy train
And now it's time we get to it
We'll see you in the fucking pit

出典: Dead At Budokan/作詞:Ken,Serge 作曲:Ken,Serge

横山健の様々な思い出が詰まっている武道館公演

2回目の武道館公演に行った方!羨ましい...。

さすがにあそこまでファンサービスをしまくると出入り禁止らしいです。

詳細はライブに行った方に聞いてください

2008年、初の武道館公演を行う喜びを素直に綴った歌詞が最高に泣けます。

今回が初音源化です。

武道館に運よく行けた方は号泣しながら聴きましょう。

「Nothin' But Sausage」

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Nothin' But Sausage
Nothin' But Sausage

出典: Nothin' But Sausage/作詞:Ken,Serge 作曲:Ken Serge

僅か34秒のパンクソング「Nothin' But Sausage」も初音源化です。

2ndアルバム「Nothin' But Sausage」レコ発ツアーで突如演奏された幻の曲。

アルバムのテーマソングがなかったから」という理由で作られたそうです。

曲名及び歌詞ソーセージの意味については...察してください。

「A Stupid Fool」

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全20曲中「A Stupid Fool」「A Decade Lived」の2曲は毛色がまったく違います。

センチメンタルな泣きのメロディーと美しいギターソロ。

「A Stupid Fool」は横山健の音楽家としての才能をハッキリと提示した超名曲です。

A Stupid Fool/Ken Yokoyama

If I wait will we be together once again?
Am I just a stupid fool?

もし待っていればオレ達はまた会えるのかい?
オレはただの惨めなバカなのかなぁ?

出典: A Stupid Fool/作詞:Ken,Minami 作曲:Ken

元々は4thアルバム制作時に作られた曲ですがカラーが合わないため「FOUR」には収録されず。

レーベルコンピの「The Very Best Of PiZZA OF DEATHⅡ」にひっそりと収録されていました。

深い孤独を表現した歌詞も素晴らしい楽曲です。

別の機会にぜひ1曲まるごと解釈してみたいと思います。

「A Decade Lived」

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A decade lived a decade learned
I just wanted you to hear me sing my song

10年生きて10年学んで
俺は君に俺が歌っているのを聴いてほしかっただけなんだ

出典: A decade lived/作詞:Ken,Serge 作曲:Ken