Ken Yokoyama【Songs Of The Living Dead】全収録曲を徹底解説！

代表取締役 横山健。

スミマセン、課長島〇作みたいでした...。

でもマジです。

なぜなら日本のパンクロックの総本山PiZZA OF DEATHを取り仕切るのは横山健だから。

Hi-STANDARDの活動休止後も日本のパンクバンドがメジャーで活躍できたこと。

それは横山健が必死に貸借対照表や版権について学習してきた努力の結晶なのです。

今やWANIMAから超アングラハードコアバンドのSANDまで一堂に会するPiZZA OF DEATH。

そしてまさかのHi-STANDARD再始動！からのAIR JAMの復活まで全て彼のおかげだと思っています。

感謝！

そんな横山健がHi-STANDARD、BBQ CHIKENSと並行して続けているバンド。

Ken Yokoyama、通称Ken Bandです。

なんと2019年には結成15年になります。

そんな横山健から2018年2つの素敵なギフトが届きました。

1つはもちろんHi-STANDARDのニューアルバム。

そしてもう1つがKen Yokoyamaの「Songs Of The Living Dead 」です。

セルフコンピレーションと銘打たれた本作は全20曲の内15曲は既発＆未発表のレアトラックス。

そして5曲は新曲2曲を含む新録作品です。

健さん曰く「Ken Yokoyamaの6.5枚目のアルバム」。

前作「Sentimental Trash」に続く重要作ではあるが完全オリジナルアルバムではない。

だから6.5枚目のアルバムなのです。

そしてバンドにとってのターニングポイントとなる作品。

今回は「Songs Of The Living Dead」全収録曲を徹底解説いたします。

「Songs Of The Living Dead」の収録曲は全20曲とボリューム満点！

今回は「新録曲」「カバー曲」「オリジナル＆未発表曲」の3カテゴリーに分けて解説します。

新録曲にもカバー曲があったりとカテゴリー分けは迷いましたが...。

まず最初はファン待望！の「新録曲」から解説いたします。

長文になることがすでに予想されます...。

Ken Yokoyamaといえば高速2ビート！のイメージが強いかもしれません。

現在のバンドのモードはどちらかというとストレートな8ビートなのです。

ということでアルバムの1曲目を飾るのは疾走感溢れるロックチューン！

曲名もずばり「おまえを愛してる、ファック ユー」。

誰もが思春期に抱いたであろう恋のモヤモヤ感。

そして拭うことのできない劣等感を歌っています。

...って健さん2019年で50歳です！

そんなの関係ねぇ！とばかりに今も青春真っ只中の横山健を表現した爽快なパンクソング。

横山健の名言「歳を取るのは楽しい、下半身以外は（笑）」です。

新録2曲目はKen Yokoyamaのライブでは定番曲の「Nervous」。

GUNSN' WANKERSの1994年の知る人ぞ知る名曲のカバーです。

横山健が愛してやまないSNUFFのドラム＆ボーカルが一時期活動していたマニア必聴盤。

しかしあまりにもマニアックすぎたのかライブ中棒立ちするお客さんが続出。

という訳で今回アルバムに収録することによりファンの脳裏に焼き付けておこう大作戦！を決行したのです。

今後のセットリストでは頻繁に演奏されることが予想されます。

ぜひこれを機会に予習しておきましょう！