星野源「Drinking Dance」とは?
2016年12月に発売される前から国民的人気を誇った「恋」。
星野源の出世作9thシングルのカップリングとして収録された曲が「Drinking Dance」です。
「恋」と同じくアップテンポなダンスナンバーで、ライブでも盛り上がる一曲としても人気です。
また、TVCM「ウコンの力」に採用されていたため「Drinking Dance」のダンスを見る機会も多くありました。
CMを話題のダンスをご覧になった方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
大ヒット曲「恋」によく似たダンスチューン?
9thシングル「恋」は星野源にとってアーティストとしての出世作。
この曲が大ヒットしたことにより、一気にメジャーアーティストの仲間入りを果たしました。
また、「恋」のダンスがファンだけでなく日本国民を巻き込むブームになったのも見逃せません。
カップリングの「Drinking Dance」もTVCMやSNS、YouTubeなどで各種動画が配信され、「恋」と同じように話題になりました。
ではこの「Drinking Dance」の歌詞や振り付けを見ていきましょう。
”恋ダンス”に似てる?「Drinking Dance」の振り付けは?
「Drinking Dance」のダンスの振付は当時SNSで噂されていたように「恋」の振り付けによく似ています。
これは「Drinking Dance」と「恋」のダンス指導と振付師が同一人物だからと考えられます。
曲フリよりもTVCMに不満を漏らしていた?
星野源のラジオ番組で、本人がダンスの振付について言及している回があります。
そこでは、恋ダンスと同じようなアップテンポの曲に最高のダンスをつけたくて、振付師のMIKIKO氏に振付を頼んだと語っています。
ただ一方で、星野源本人はTVCM『ウコンの力』で放映されたダンスにはに相当な不満をいだいていたようです。
公式HPで『ウコンの力』の新しいCM告知が出る度に”撮影中のジャンプが採用されていない”と不満を漏らしていたという話が伝わっています。
今では『ウコンの力』の公式サイトが変わってしまい、CMのメイキング動画はありませんが、そこには「Drinking Dance」を踊る時のコツが紹介されていました。
「Drinking Dance」は、”恋ダンス”と同じように指先をしっかりと伸ばす事を意識して踊ってみてほしいとのこと。
完璧に覚えれば宴会やカラオケで間違いなく目立ちますよ!
「Drinking Dance」の気になる歌詞を紹介
では気になる「Drinking Dance」の歌詞を見てみましょう。
1番メロは?
特に意味の無い 夜の舞い
声も音が近くて 聞こえない
誰も実は ずっと悲しいだろ
キスをすれば 少し楽しい
出典: Drinking Dance/作詞:星野源 作曲:星野源
”特に意味のない”は星野源の信条、歌い出しからその心情を語り、夜舞うことに意味がないと歌われていますね。
声も音も近くて聞こえないとあるので、夜の社交場かクラブで大音響の中踊り狂ってると容易に想像できます。
ずっと悲しいとはその場にいる全員を指しているのでしょう。
一夜限りの関係なのかどうなのかはわかりませんが、充実感を感じていない人の集まりだと揶揄しています。
キスすれば少し楽しいとは酔った勢いで口説いてみようか迷っているのでしょうか?主人公の苦悩が少しだけ見えますね。
一番サビ
Drinking Dance Drinking Dances
手を取り一緒に
Drinking Dance Dinking Dances
恋を流し込む
Drinking Dance Drinking Dances
手を取り一緒に
Drinking Dance Drinking Dances
いつか離れるまで
出典: Drinking Dance/作詞:星野源 作曲:星野源
”Drinking Dance”は直訳すると”踊ろう食べよう”となりますが、ここでは”踊り狂う”と訳していいでしょう。
なので”一緒に踊り狂おう、手を取って踊り狂って一夜の恋を楽しもう、夜が終わるまで”と解釈できます。
CMのダンスシーンを見ていると楽しげに歌っていますけど、歌詞を読み解くと深いですね。大人の情事を軽くさらうように歌われています。